横浜ビール「1962 RED ALE」発売！62年生まれの3人がコラボ醸造

2022-08-09

横浜ビールは2022年8月9日（火）より、同社「缶生ビール」シリーズの第2弾であり、サンクトガーレン代表の岩本伸久氏、スプリングバレーブルワリーのマスターブリュワーである田山智広氏とのコラボビール「1962 RED ALE」を、順次発売します。

同じ神奈川のレジェンドとコラボ

本商品は、横浜ビールの“熱血伝道師”として知られる田尻和彦氏、サンクトガーレンの岩本伸久氏、そしてスプリングバレーブルワリー田山智広氏という、同じ1962年生まれの3名によるコラボビールの第1弾。

「60回目の誕生日で何か特別なことをやりたい」と考えていた横浜ビール田尻氏が、「同じ神奈川で、同じ年に生まれたビール界のレジェンド」として岩本氏と田山氏に声がけをしたところ、快諾を得たことで実現したそうです。

今回の商品を皮切りに、今後もそれぞれの醸造所から、3名が協力したビールをリリース予定とのことです。

「レッドX」使った赤色のエール

本商品のビアスタイル（ビールの種類）はレッドエールとなりました。ビールに対する情熱を絶やさず、ピッチに立ち続ける互いの姿勢に共感したという3名でつくった「炎になぞらえた美しい赤色のビール」とのこと。

「レッドX」という特殊なモルトのみを使用したアメリカンレッドエールで、モルトの香ばしさとホップの華やかな香りのバランスがとれた味わいが特徴という本商品。アメリカンホップをふんだんに使用したほか、仕上げにキリンビール独自の「ディップホップ」という製法で香りづけを実施しており、美しい赤色のなか、優しくもしっかりとした香りを引き出したとしています。

プロジェクトメンバーのコメント

▼横浜ビール 田尻 和彦 氏

プロフィール：2010年に都内のIT企業（金融業界担当）から地元の（株）横浜ビールに転職。横浜ビールの“伝道師”として、クラフトビール愛を多くの方に伝える事を責務と感じている。
コメント：皆で一緒に記念ビールを造る事ができ最高！開栓が待ち遠しい。グラスに注ぎ、それを最初に口に持っていった時、泣けるかも知れない。個人的には、しっかりとした麦芽の香ばしさを感じるバランスのとれたビールが好み。そこに、キレイなホップ香を加えたビールを造りたかった…！そう、これが一番飲みたいビールだ！

▼サンクトガーレン 岩本 伸久 氏

プロフィール：大学卒業後、父の会社「株式会社永興」で飲茶店の業務に従事。サンフランシスコ出店の折クラフトビールに出会い、その味に父子でほれ込み1993年にアメリカでクラフトビール造り開始。同時に国内でノンアルコールビールの醸造に携わる。2002年、サンクトガーレン有限会社 代表取締役就任。
コメント：「レッドX」のモルトを初めて使ったので、完成が楽しみです。

▼スプリングバレーブルワリー 田山 智広 氏

プロフィール：1987年キリンビール入社、以来工場や研究所にてビール造りに携わる。2015年 Spring Valley Brewery 創業。同時にマスターブリュワー就任。
コメント：レッドエールというビアスタイルに巡り会えて感謝。この歳になってもワクワク勉強できるのが嬉しくて仕方ない。ディップホップの冒険にも付き合ってくれて、喜びしかない。あとはビールの出来栄えが楽しみで仕方ない！

「1962 RED ALE」概要