食品ロスの削減目指したヘイジーIPA発売!醸造は中津ブルワリー
JAグループのオープンイノベーションラボ「AgVenture Lab」は2022年9月8日(木)、食べごろを過ぎてしまったりんごや日本酒製造の副産物である酒粕を活用したオリジナルクラフトビール「異端児エール」を300本限定で発売しました。
フードロス考えるきっかけに
「手に取った方がフードロスについて考えるきっかけになれば」(AgVenture Lab)との想いで開発したという本商品。原材料には、出荷されず熟成が進み食べごろを過ぎてしまった長野県安曇野市産のりんご「ピンクレディー」「サンふじ」「グラニースミス」「ぐんま名月」「シナノゴールド」の5種と、鳥取県出雲市の旭日酒造にて「きもと純米吟醸 十旭日」製造の副産物として生じた酒粕が使用されました。
醸造を担当したのは大阪府大阪市の中津ブルワリーとなります。
市場に出回らない食品がビール原材料に
規格外品のりんごや生産の過程で摘果されたりんごは基本的に肥料となるほか、酒粕は年間約1,800トンが廃棄されてしまっているそう(※)。本商品は、そうした市場に出回ることのない食品をビールの副原料に活用した“アップサイクル”なビールとしています。
※ 参考:月桂冠株式会社『循環型社会に向けた環境への取り組み』2011年(https://www.env.go.jp/council/former2013/04recycle/y040-65/mat04.pdf)
また、ホップには山梨県北杜市のホップ生産者「ホップ農家小林」にて収穫されたばかりの新鮮なホップ「ハラタウ」「チャレンジャー」「マグナム」「カイコガネ」の4種が使用されました。国産フレッシュホップは、輸入の際に加工している外国産ホップと異なり、品質と新鮮さを保ったまま、ホップそのものの爽やかな香りや苦みをより深く楽しむことができる点が大きな特徴とのこと。
そうして完成した本商品は、「りんごの丸い香りと優しい甘さ、爽やかな味わいと鼻に抜ける酒粕の深い余韻」が印象的なビールになったとしています。
「異端児エール」概要
「異端児エール」は中津ブルワリーの店頭・オンラインショップで販売されるほか、本商品の完成を記念して、9月8日からはAgVenture Labの公式Twitterにてプレゼントキャンペーンが展開されています。
- 商品名
- 異端児エール
- 原材料
- 麦芽(イギリス産)、りんご果汁、酒粕(十旭日)、オーツ麦、ホップ(ハラタウ、チャレンジャー、マグナム、カイコガネ)、アイリッシュモス
※ 麦芽以外国産 - アルコール度
- 5%
- 品目
- 発泡酒(麦芽使用率25%以上50%未満)
- 製造者
- 株式会社NI-WA(ニワ)中津ブルワリー(https://nakatsu-brewery.com/)
- 協力者(順不同)
- ・株式会社アグレス(https://www.agres-nobeyama.net/)
・旭日酒造有限会社(http://jujiasahi.co.jp/)
・信州・安曇野 米山農園(https://farm-yoneyama.com/)
・ホップ農家小林・株式会社北杜ホップス(http://hokutohops.com/)
・矢沢加工所株式会社(https://yazawa830.official.ec/) - 販売情報
- <店頭販売>
・住所:大阪府大阪市北区中津3丁目10-4 中津ブルワリー
・価格:オープン価格
・販売期間:9月8日(木)~なくなり次第終了
<オンラインショップ>
・サイトURL:https://nbrewery.base.shop/
・価格:オープン価格
・販売期間:9月8日(木)~なくなり次第終了 - 「完成記念 Twitterプレゼントキャンペーン」について
- 2022年9月8日(木)より9月19日(月)まで、AgVenture Lab公式Twitter(@AgventureLab)にて、フォロー&キャンペーン投稿をRTした方の中から抽選で3名に「異端児エール」3本セットが当たるプレゼントキャンペーンが実施中です。
※ 詳細はAgVenture Lab公式Twitterの投稿をご覧ください。https://twitter.com/AgventureLab
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