「スーパードライ ドライクリスタル」発売!3.5%で本格的飲み応え
アサヒビールは2023年10月11日(水)、同社「スーパードライ」ブランドから、アルコール分3.5%の新しいビール製品「アサヒスーパードライ ドライクリスタル」を発売します。
“ミドルレンジアルコール帯”への需要に自信
「アサヒスーパードライ ドライクリスタル(以下、ドライクリスタル)」は、アルコール分3.5%の「スーパードライ」です。本商品のブランドマネージャーを務める同社ビールマーケティング部の玉手健志(タマテタケシ)氏によると、現在はアルコール度数0.0%~3.5%の、いわゆるミドルレンジアルコール帯への需要がグローバルで力強く拡大し、度数3%台・4%台のブランドが各国で販売量を伸ばしているとのこと。一方で日本はというと、「ここは当社の反省点でもあるが、今までは必ずしも多様な選択肢を提供できているわけではなかった。今、度数4~6%のビールが市場に占める割合は約98%にのぼり、たとえば“もう少し軽く晩酌したい”と思っても、なかなか手にとるものがなかった」としています。
そうした背景を踏まえ、アサヒビールは「ドライクリスタル」のプロトタイプを製造のうえ、国内市場の顧客に調査を行ったそう。すると、「普段飲んでるものと比べて体の負担が軽くなりそう」「翌日のことを考えすぎなくていいのが魅力」等々、前向きな声が多かったとしています。そこで、ミドルレンジアルコール帯の市場に強いニーズを感じたという同社。「ドライクリスタル」は、「飲んだあとに何もできなくなってしまうことを避けたい」といった声とともに、日々の充実のためポジティブにビールを飲用する層をターゲットに開発したとしています。
度数下げても“非加熱”にこだわり
アサヒビールによると、本商品開発におけるイノベーションは2つ。1つ目は、アルコール度数を落とすことで高まる微生物発生の可能性に対し、一般的な加熱殺菌に頼らず、非加熱条件探求や高度な生産管理で、「スーパードライ」ブランドらしく非加熱製造を実現した点としています。
2つ目は同社が“ドライクリスタル製法”と呼ぶ製法で、ホップは「ポラリス」を一部使用したほか、発酵度(※)を通常の「スーパードライ」より高い状態で醸造した点にあるとのこと。ポイントは、アルコール度数を落とすことによるボディ感の低減に対し、甘くする方向で味わいを補うというミドルレンジアルコール帯の定石を避け、「スーパードライ」らしい辛口とキレを維持すべく原材料や製造工程を見直しを行ったという点。そのうえで、ほのかな香りと爽やかな苦味で飲みごたえを引き出したほか、余計な甘さが残らない透明感あるキレを実現したとしています。
※ 麦汁中の糖分を酵母が分解する割合
また、缶体パッケージは、通常の「スーパードライ」のデザインを踏襲しつつ、白を基調とし、八角枠とプルタブには赤色を採用。缶体中央下部には商品特長である「3.5%」が記載されました。
画像生成AIを使ったサービスも提供
このほか、アサヒビールは今回の発売に合わせ、生成AI(人工知能)でオリジナル画像を作成できるサービス「Create Your DRY CRYSTAL ART」を、本商品のブランドサイト内で9月26日(火)から展開しています。
Stability AI(スタビリティ・エーアイ)社が提供する世界で最も高性能なツールの1つとされる画像生成AI「Stable Diffusion(ステーブル・ディフュージョン)」を採用した本サービスは、任意のテキストと自身の画像をアップロードするとオリジナル画像が作成されるというもの。場所やその時の気分などに加えて、「水彩画風に」「アニメ風に」といった指定をすると、アップロードした画像を生成AIが加工してアート。満20歳以上であれば誰でも作成可能という本サービスを通して、より多くの人々の体験を促進しならが本商品の世界観を感じてもらい、商品の認知拡大や購入喚起を図りたいとしています。
「アサヒスーパードライ ドライクリスタル」概要
- 商品名
- アサヒスーパードライ ドライクリスタル
- 品目
- ビール
- 容器・容量
- 缶350ml、缶500ml
- アルコール分
- 3.5%
- 純アルコール量
- 9.8g(350ml)、14g(500ml)
- 発売日
- 2023年10月11日(火)
- 発売地区
- 全国
- 製造工場
- 北海道工場、福島工場、茨城工場、名古屋工場、吹田工場、博多工場
- 価格
- オープン価格
- Webサイト
- 「アサヒスーパードライ ドライクリスタル」ブランドサイト
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