ベアレン醸造所、パンの耳をアップサイクルした限定ビール発売!

2023-10-09

ベアレン醸造所（岩手県盛岡市）は2023年10月6日（金）、地元製パンメーカーとのコラボレーションで、廃棄予定だった食パンの端材をビールの原料に使用したというビール「ブレッドヴァイツェン」を数量限定発売しました。

地元ブランド「シライシパン」とコラボ

「ブレッドヴァイツェン」は、ベアレン醸造所と、岩手を代表する食ブランド「シライシパン」で知られる製パンメーカー 白石食品工業とのコラボレーション商品。「シライシパン」製造時に生まれる食パンの耳をアップサイクルしたというビール（※）です。

開発コンセプトは“食品ロスを減らす”。現在世界で廃棄されている食品ロスの量は年間13億トンにもおよぶとされている背景から、SDGs目標12「つくる責任つかう責任」達成に向けたアプローチとして本商品開発に至ったとのこと。南ドイツ伝統の小麦を使ったビール「ヴァイツェン」をベースに、廃棄される予定だったシライシパン製造の食パン耳を使用した本商品は、上面発酵酵母由来の華やかなアロマとバナナのような香り、そして芳醇な飲み口が特徴のビールになったとしています。

もともとドイツでは小麦が貴重な食糧元で、かつて「ヴァイツェン」は“貴族のビール”と呼ばれ、一般に出回らない贅沢品だったそう。今回のビールはまさに食材としてのパンをアップサイクルすることで生まれた、“貴族が愛した小麦のビール”になったとしています。

※酒税法上は発泡酒となります。

「ブレッドヴァイツェン」概要