ベアレン×ミッケラーのコラボで「ウィーンラガー」が今年も発売!
ベアレン醸造所(岩手県盛岡市)は2022年3月1日(火)、デンマークのブルワリー、ミッケラー(Mikkeller)とのコラボレーションビール「ミッケラー×ベアレン クールシップ ウィーンラガー」を数量限定発売しました。
麦汁冷却設備「クールシップ」とは
昨年ミッケラーとの初コラボで誕生した「クールシップ ウィーンラガー」の2022年版となる本商品は、ベアレン醸造所が所有する100年以上前の醸造設備「クールシップ(麦汁冷却槽)」を特別に使用したビール。昨年は発売直後から大反響を呼んだことから今年は製造量を増やし、ミッケラーのお膝元、デンマークのコペンハーゲンで開催されるイベントでの販売を含め、輸出も予定しているそうです。
「クールシップ」とは、煮沸後の麦汁を発酵に適した温度まで冷却させる設備のこと。現代のビールづくりでは熱交換器で一気に冷却させる方法が主流となりますが、「クールシップ」は熱伝導率が高い銅製の、プール並みに表面積が大きな浅いシップ(槽)に麦汁を移し、自然の力で冷却するというもの。現在では非常に貴重な設備およびプロセスとなっています。
ドイツ産の新種ホップを香りづけに使用
また、本商品では、煮沸段階でのホップ添加とは別に、クールシップにて麦汁を冷却する段階でも「ドライホッピング」と呼ばれる“追いホップ”を行い、芳醇な香りづけが行われました。
今年は2020年に発売されたばかりの新しいドイツ産ホップ「AURUM(アウルム)」も香りづけに使用。わずかに柑橘系ながらもスパイシーな香りを持つ同品種を使用したことで、ウィーンラガーとしてモルト感とドリンカビリティを高めつつ、昨年版とも違った味わいを楽しめるようにしたとのこと。昨年同様、ホップは乾燥させず生のまま空輸で取り寄せたものを使用しているそうです。
このほか、ビールに加えてオリジナルグッズも販売します。昨年は発売とほぼ同時に完売したというオリジナルTシャツの枚数を増やし、今年バージョンのカラー(ネイビー)で発売。さらに、今年は新たにビールのテイクアウトに欠かせないグラウラーも数量限定販売。通販、北山工場直売所、および高島屋の「大いわて展」にて購入できるそうです。
「ミッケラー×ベアレン クールシップ ウィーンラガー」概要
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