今年は5周年ラベル！ベアレンがミッケラーとのコラボビール発売

2025-03-05

岩手県盛岡市のビール醸造所、べアレン醸造所は2025年3月3日（月）、デンマークのブルワリー、ミッケラー（Mikkeller）とのコラボレーションビール「ミッケラー×ベアレン クールシップウィーンラガー 5周年記念ラベル」を数量限定発売しました。

世界的ファントムブルワリーとの協業

2006年にミッケル・ボルグ氏とクリスチャン・ケラー氏がデンマーク・コペンハーゲンにて創業したミッケラーは、特定の醸造所を持たない「ファントムブルワリー」。世界各国の醸造所とコラボレーションし、さまざまなビアスタイルへの挑戦を続ける一方、各国でのビールイベント開催や直営レストラン出店、さらには芸術的なボトルサインなどを通し、その革新的な姿勢でクラフトビール業界を牽引する存在としています。

本商品は、そんなミッケラーとベアレン醸造所とのコラボビールです。ミッケラージャパン代表のハミルトン氏より、「日本国内において伝統的な製法で一番うまいラガービールを造るクラフトビール会社を探していた」と、ベアレン醸造所にオファーがあり、盛岡市内のテストブルワリーで試験醸造を重ねたのち、2020年度に初めてコラボが実現。以来、毎年大好評で多くのビールファンから好評を集めているとのことです。

希少なウェットホップを使用

商品名にある「クールシップ」とは、日本では唯一ベアレン醸造所が所有している、麦汁を冷却する醸造設備のこと。本商品はクールシップ使用中にホップを投入する特別な製法で製造しており、今回はドイツから空輸で取り寄せた、国内ではほとんど流通していない希少なウェットホップ（※）を投入したそう。これにより、麦芽由来のモルティな甘みと、まるでホップ畑にいるかのようなフレッシュでスパイシーなアロマを楽しめるとしています。また、本商品のボトルデザインはコラボ5周年を記念した限定ラベルとなっています。

製造にあたっては、ミッケラージャパンのほか、原料供給や設備関連のステークホルダーやコラボレーションを支える方々を招待し、工場見学や本商品のスタイルであるウィーンラガーについてのセミナーや、ウェットホップの投入体験なども行ったそうです。

※ 収穫後乾燥させていないフレッシュな生のホップを100％使用した製品

「ミッケラー×ベアレン クールシップウィーンラガー 5周年記念ラベル」概要