「ベアレン 百年麦酒」発売!20世紀初頭のウィーンラガーを復刻
ベアレン醸造所(岩手県盛岡市)は2021年3月29日(月)、限定ビール「ベアレン 百年麦酒(ひゃくねんばくしゅ)」を数量限定発売しました。かつて世界4大ラガーと言われていた“ウィーンラガー”を、文献をもとに20世紀初頭のレシピで再現したというビールです。
100年前の製法&レシピ&設備で
本商品は、ベアレン醸造所の商品開発ミーティングで発せられた「ベアレンにしか出せない強みは何だろう?」との問いからスタートした、ウィーンラガーの復活プロジェクトでつくられたというビールです。
ドイツでビール醸造資格を取得した同社醸造責任者 宮木ブリューマイスターが今までの経験と技術を注ぎ込み、100年前の製法、100年前のレシピ、100年前の醸造設備で、忠実に再現したというラガービール。煮沸後の麦汁冷却には、国内ではベアレンだけが所有する現役稼働最古の醸造設備「クールシップ(麦汁冷却槽)」が使用されました。
1890年頃の“ウィーンラガー”
本商品のレシピを決めるうえで参考にしたのは、1890年頃のオーストリアで醸造されていたウィーンラガーのスペック。「初期糖度が約13%、最終糖度が3.5%、アルコール度数5%、IBU36、そして色合いはアンバーカラー」というものだったそうです。
そのうえで、苦みについては昔のビールのほうがやや強めですが、当時と同じく原料にウィーン麦芽を使用し、かつ100年前につくられた銅製の仕込み釜とクールシップを使って醸造が行われました。
そうして仕上がった本商品は、他の同社ラガーに比べてウィーン麦芽由来の香ばしさと深い色合いが際立ったビールとなり、風味豊かで奥深く、モルティな味わいに。「その歴史や製造背景を想像しつつ、趣を感じながら楽しんでいただけるようなビール」に仕上がったとしています。
父の日向けのギフトセットにも
また、ベアレン醸造所は例年6月の父の日に向けて、今回の「ベアレン 百年麦酒」を加えた“父の日専用ギフトボックス”入りのアソートビールセットも販売予定としています。
「ベアレン 百年麦酒」概要
- 原材料
- 麦芽、ホップ
- スタイル
- ウィーンラガー
- アルコール度数
- 5.0%
- 販売開始
- 2021年3月29日(月)
- 希望小売価格
- 427円(税込)/330mlボトル
- 製造数
- 約25,000本分(ボトル換算)
- 主な販売先
-
北山工場直売所、ベアレンWebショップ、直営レストラン、県内スーパー、酒販店、百貨店、県外酒販店、飲食店、アンテナショップ他
※ 季節限定商品のため、なくなり次第販売終了
- Webサイト
- クラシックビール「ベアレン」本店Webショップ
クラシックビール「ベアレン」ブランドページ(直営店情報含む)
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