「ベアレン 国産原料100%ビール」が生協で発売!原材料は東北産

ベアレン醸造所「ベアレン 国産原料100%ビール」

ベアレン醸造所(岩手県盛岡市)は2021年10月15日(金)、「東北産の原材料だけを使用する」ことをコンセプトに、宮城県産の大麦と岩手県産のホップで醸造したというビール「ベアレン 国産原料100%ビール」の出荷を開始しました。

販売は、いわて生協、みやぎ生協、コープふくしま、コープデリ連合会、生活協同組合ユーコープ他にて。同社直売所、Webショップ、その他スーパー、酒販店等での販売はありません。

 


東松島産「希望の大麦」を使用

ベアレン醸造所「ベアレン 国産原料100%ビール」

日本国内のビールメーカーは海外からの輸入麦芽を使用することがほとんどであり、ホップを含め、国産原料だけで醸造するのはとても珍しいそう。

今回は、そんな国産原材料100%にこだわったという醸造で、今年2回目となります。大麦は宮城県東松島市で栽培された「希望の大麦」、ホップは岩手県産の「カスケード」(雫石産)と「IBUKI」(遠野産)が採用されました。

「希望の大麦」とは、アサヒグループ東松島みらいとし機構による「希望の大麦プロジェクト」でつくられた大麦です。同プロジェクトは津波被災地で大麦を育て産業の活性化を図るというもの。東松島市沿岸部の温暖な気候で栽培することにより、外国産大麦と変わらない高品質を実現した点が特徴としています。

 

“フレッシュホップ”で華やかなアロマ

ベアレン醸造所「ベアレン 国産原料100%ビール」

一方、雫石町で採れたホップは、若手農家の団体によるホップ栽培「雫石ホップチャレンジ」で収穫されたもの。昨年は乾燥したカスケードを使用していましたが、今年は収穫後に生のまま保存したフレッシュホップを、煮沸のタイミングで香りづけに投入。ホップのフレッシュさを強調させたとしています。また、IBUKIは昨年同様、ビタリングホップ、アロマホップとして使用されました。

そうして完成した本商品は、しっかりとしたピルスナーの黄金色のなか、国産ホップのフレッシュさと程よい苦味、キリリとしたのど越しを堪能できる商品に仕上がったとのこと。「ホップの華やかな香りも一緒に楽しんで欲しい」としています。

 


「ベアレン 国産原料100%ビール」概要

原材料
麦芽(国内製造)、ホップ
スタイル
ピルスナー
アルコール度数
5.0%
出荷開始
2021年10月15日(金)
希望小売価格
オープン価格
製造数
約3万本/350ml缶
主な販売先
いわて生協、みやぎ生協、コープふくしま、関東コープデリ、ユーコープにて順次販売。

 

 

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