バナナを思わせる果実香！ベアレン醸造所が｢ヴァイツェン｣発売

2022-09-19

ベアレン醸造所（岩手県盛岡市）は2022年9月16日（金）、「ベアレン ヴァイツェン」を期間限定で発売しました。今年より秋から冬にかけての限定ビールとして販売する予定としています。

南ドイツ発祥の“白ビール”

「ヴァイツェン（Weizen）」とは、ドイツ南部のバイエルン地方で誕生した、小麦を使ったエールビール（上面発酵ビール）のこと。“白ビール”とも呼ばれます。酵母を濾過していないタイプは、白濁したアピアランスとともに、まるでバナナを思わせる芳醇な香りとまろやかな味わいが特徴で、ビールの苦味が苦手という方にもファンの多い商品となっています。

その歴史は古く、今から約1,000年前に「ヴァイエンシュテファン醸造所」という現存する世界最古の醸造所で造られたのが発祥とされているそう。16世紀頃のドイツでは、法律で王家のブルワリーのみヴァイツェンの製造が認められていたことから、当時は「貴族のビール」と呼ばれていたとのことです。

温度による味わい変化も楽しんで

「ベアレン ヴァイツェン」の特徴は、ヴァイツェン酵母特有のフローラルな香りとバナナのような芳醇な果実香・甘みが感じられること。また、温度変化によっても味わいが変わるため、のんびりくつろぎながら、「ゆっくりと味わいの変化を楽しんでいただきたいビール」としています。

「ベアレン ヴァイツェン」概要