カーブドッチ「Croix -クロワ-」発売!ワインのように楽しむビール
カーブドッチ(新潟県新潟市)は2023年6月23日(金)、クラフトビール「CAVE D’OCCI BREWING(カーブドッチブルーイング)」ブランドから、新シリーズ「Croix -クロワ-」を発売しました。今回発売した「La Mer(ラ メール)」のほか、8月と9月にも同シリーズから2種を発売予定としています。
大切な人と分かち合う時間に
ビールに”ワイナリーらしさ”を詰め込んでいるというカーブドッチ。「創業から30年ワインをつくり続け、ワインのある暮らしの素晴らしさを誰よりも感じているからこそ、クラフトビールでも同じように誰かと分かち合う豊かな時間を体験していただきたい」との思いから生まれた「Croix -クロワ-」は、ワインボトルと同じ750mlサイズ。ビールの一般的なサイズは330ml瓶や350ml缶ですが、「家族や仲間、大切な人と過ごすテーブルの真ん中に普段と違う特別なビールがあり、それを皆でシェアをして、味わいや感想を語り合って、また親交を深める。そんな豊かな時間を作ることができたら」との願いを込めているそう。また、ワインのようにまずは香りを楽しんで欲しいという思いから、ワイングラスで飲むことをおすすめしています。
今後はフレンチオーク樽の熟成ビールも
同社が今回「Croix -クロワ-」シリーズとして発表したのは3商品。6月23日に発売した「La Mer(ラ メール)」のほか、8月と9月にも2種を発売予定とのこと。今後はワインづくりで出たぶどうの搾りかすを利用したり、ワインを熟成させるために使ったフレンチオーク樽でビールを熟成させたりと、さらにワイナリーならではのビールを届けていきたいとしています。
La Mer(ラ メール)
- 名前の意味
- フランス語で「海」
- ラベルテーマ
- 打ち寄せる波としぶきをイメージ
- コメント
- ワインのような酸味とフレッシュな果実味をフルーツを使わずに表現することを目指して製造したというビール。トップに香るのはタンジェリンオレンジやあんず、グーズベリー、口に含むとマンゴー、カモミールが広がり、余韻には果物のような酸味が長く続きます。大麦麦芽、小麦、オーツ麦、ホップを使用し、果物などは加えず醸造の過程でこれらの香りと酸味を造っています。発酵過程で造られる果実感と深い酸味が骨格を支えているので一般的なビールよりも味わい方の幅が広く、少し温度があがって泡が消えてからも楽しめるビールとのこと。酸味を活かした味わいの構成は普段から酸に馴染みのあるワイナリーならでは。ペアリングや大きめのワイングラスでの提供などワインのように幅広いシーンで楽しんで欲しいとしています。
Le Cier(ル シエル)
- 名前の意味
- フランス語で「空」
- ラベルテーマ
- 角田浜の空の写真をコラージュして制作
- コメント
- 伝統的には農家さんが夏の畑仕事の合間に飲んでいたビールで、実際にぶどう畑で作業をする私たちが畑作業の合間に飲みたいビールを目指してつくったとのこと。トップに香るのはレモンやライム、カボス、スパイスが感じられ、口に含むとドライで爽やかな飲み口とシトラスのようなほのかな酸味が後味をすっきりしてくれますほか、炭酸が抜けるとタンジェリンオレンジが前面に出てくるそう。アルコール度数4.5%と低めに仕上げているので、暑い夏に青空の下で飲みたいビールに。大麦麦芽、小麦、ホップ、コリアンダー、オレンジピールを使用し、発酵前に乳酸発酵を行うことで酸味を造りました。残糖が残りやすいビールの中では、比較的ワインに近い比重まで発酵が進んでいるので甘くなく、一杯目にもってこいのビールとしています。
La Terre(ラ テール)
- 名前の意味
- フランス語で「大地」
- ラベルテーマ
- カーブドッチの畑の土をサンプリングし、砂や草、ぶどうの枝などが描かれている
- コメント
- ソーヴィニヨンブランのような香りと言われているニュージーランド産ホップを使用し、オレンジワインのような味わいを目指してったビールとのこと。トップに香るのは白ぶどう、グーズベリー、香りの奥にパッションフルーツも感じられます。口に含むとデコポンのアロマとかすかな渋みとボディがオレンジワインを思わせてくれます。大麦麦芽とホップのみのシンプルな構成ですが、ホップの使い方を工夫することで複雑なアロマを造っています。ワインのような長い余韻が楽しめるこのビールは、ビール単体でもパンやチーズと合わせても楽しめるビールとしています。
「カーブドッチ」について
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