ベアレン、Alc9.5%のスタウトと岩手産ホップ使用ビールの2種発売!

2023-02-06

ベアレン醸造所（岩手県盛岡市）は2023年2月1日（水）、アルコール度数を同社史上最高の9.5％まで高めた「ベアレン チョコレートスタウトヴィンテージ 2023」と、岩手県産ホップ「リトルスター」を使用した「ベアレン 岩手コモン」の、限定ビール2種を発売しました。

賞味期間3年の高アルコールビール

「ベアレン チョコレートスタウトヴィンテージ 2023」のビアスタイル（ビールの種類）は「インペリアルスタウト」。同社の「ベアレンチョコレートスタウト®」をさらに濃厚かつ高アルコールにしたビールで、通常のチョコレートスタウトと同様にチョコレートモルトを使用していることから、カカオの香ばしさを感じつつ、重厚な味わいが堪能できる1本としています。

原材料は麦芽、糖類、ホップで、麦芽はイギリス産のみ。ホップもイギリス産の定番「ケントゴールディングス」を使用し、アルコール度数は9.5％とベアレン史上最高度数に高められました。糖類を多く添加することで、長期熟成に耐えられるような高アルコール度数に引き上げたという本商品。賞味期限は3年間と長いことから、「自宅で熟成（保管）させて味の変化も楽しんでみて欲しい」としています。

「ベアレン チョコレートスタウトヴィンテージ 2023」概要

爽快な飲み口と芳醇な香り

一方、岩手の共通（コモン）ビールになることを願って名付けたという「ベアレン岩手コモン」は、JR東日本盛岡支社とベアレンを含む県内11社のクラフトビール事業者との共同企画「IWATEBEER」から発売された商品です。各社、岩手県産ホップを使用したクラフトビールを発売しており、ベアレンでは、2020年に東北本線一ノ関盛岡間開業130周年を記念して限定醸造し、好評だったという「カリフォルニアコモンビール」をベースに、岩手県産ホップ「リトルスター」を使用したとのこと。

米Anchor Brewing Companyが生み出したという「カリフォルニアコモンビール」は、低温発酵のラガー酵母を高温発酵させることで、発酵後に樽から炭酸ガスが蒸気のように噴き出すことから、「スチームビール」と名付けられたビール。ラガービールのような飲み口と芳醇な香りを併せもつハイブリットビールとのことです。

「ベアレン 岩手コモン」概要