スナック｢ミーノ｣に合うビールが発売！ COEDO×カルビーのコラボ

2024-08-07

協同商事コエドブルワリー（以下、COEDO）は2024年8月6日（火）、シリアルに使うオーツ麦をアップサイクルしたというカルビーとのコラボレーションビール「飲んでミーノ（Mellow IPA）」を、関東を中心としたスーパーで発売しました。

規格外のオーツ麦をアップサイクル

本商品は、カルビーのスナック菓子「miino（ミーノ）」に合うビールをコンセプトに開発し、同社のグラノーラ「フルグラ®」の製造過程で規格外としてはじかれたオーツ麦をアップサイクルしてつくられたというビールです。

未利用の食糧資源活用を大切にするカルビーと、川越地域の農産物を活用したビール醸造に取り組んでいるCOEDOが、互いの考えやスタンスに共感して今回のコラボレーションに至ったとしています。

優しく口に広がるオーツ麦由来のまろやかな甘味に、南国を思わせるトロピカルなホップアロマが香るという本商品は、スッキリとした後味に軽い苦味のアクセントで「miino」とよく合うとのこと。

ッケージのほうは、カルビーとCOEDOとのコラボ商品であることが一目でわかるようにロゴを配置したうで、「miino」のイメージカラーであるグリーンを用いたポップなデザインに仕上げたとしています。

コメント：カルビー株式会社 代表取締役社長兼CEO 江原 信 氏
1949年の創立以来75年に渡り、私たちは、自然の恵みを大切に活かし、おいしさと楽しさを創造して、人々の健やかなくらしへの貢献を実践してきました。その中でカルビーは「未利用の食糧資源を活用する」という考えに基づき、これまでたくさんの商品を発売して参りました。主にでんぷんとして消費されていたじゃがいもを丸ごと使用し、おいしいスナック菓子に変えた「サッポロポテト」や「ポテトチップス」。そのポテトチップスの規格に合わないじゃがいもを、さらに活用することで生まれた「じゃがりこ」は、その一例です。今回、フルグラの生産時に色の濃さなどの理由で使用されていなかったオーツ麦を、コエドブルワリー様の技術で活用いただいたアップサイクルな取り組みとして『飲んでミーノ』が生まれました。ぜひご賞味ください。

コメント：株式会社協同商事コエドブルワリー 代表取締役社長 朝霧 重治 氏
ビール界では、オーツ麦は何百年もの間、特に英国のスコットランドやヨークシャー地方で醸造に使用されてきました。オーツ麦を使うことでクリーミーで滑らかな舌触りが楽しめます。歴史的なビールである黒ビールの「オートミールスタウト」や、近年人気の「ヘイジ－IPA」がオーツ麦を使用したビアスタイルとして知られています。グラノーラとしては規格から外れてしまったオーツ麦も、ビールの原料としてはそもそも粉砕して使用するため、大きく原料価値を損ねるものではありません。アップサイクルやリサイクルのプロジェクトにおいて大切なことは、原材料としての適性と経済合理性の両立であると私たちは考えています。COEDOの原点であるさつま芋を使用したアンバーエール「紅赤-Beniaka-」も、同様に規格外のさつま芋の有効活用から誕生したもので、まさに「もったいない」を持続可能な方法で展開する取り組みでした。カルビーとCOEDOの出会いで、正しくおいしく仕上がった『飲んでミーノ』をぜひお楽しみください。

「飲んでミーノ」概要