Far Yeast Brewingが「小林ホップ農園」の生ホップ使用ビール発売!
Far Yeast Brewing(ファイーイーストブルーイング、山梨県小菅村)は2023年9月12日(火)、山梨県北杜市で活躍するホップ生産者「小林ホップ農園」のフレッシュホップを使ったビール「Far Yeast Farm to Brew 2023(ファーイースト ファーム トゥ ブリュー)」を発売しました。
北杜産ホップの魅力を発信
かつて多くのホップ農家が栽培を行っていたものの、大手ビールメーカーの輸入品採用等でほとんどの農家がホップ栽培から撤退してしまっていたという山梨県北杜市。そんななかで北杜市に移住し、山梨のホップづくりを継承しようと2014年より栽培をスタートしたのが、小林ホップ農家の小林吉倫(よしとも)氏です。今回の「Far Yeast Farm to Brew」は、そんな小林氏とともに北杜産ホップの魅力を伝えていきたいとの思いから誕生したというビールで、今年で発売3年目となります。
朝収穫したホップをその日に仕込み釜へ
商品名の“Farm to Brew”は、「農場から食卓へ」という意味の“Farm to Table”から着想して命名したそう。米国ではブルワリーのすぐ近くにホップ畑が広がり、収穫期には収穫したてのホップを使った、その季節にしか飲むことができない“フレッシュホップビール”が多くのブルワリーで醸造されているとのこと。日本ではホップ栽培地が少なく、そうしたフレッシュホップビールでも収穫直後に乾燥・凍結させた冷凍ホップが使われるケースは多いそうですが、今回の「Far Yeast Farm to Brew」は、小林ホップ農園で朝収穫した生ホップをその日のうちに仕込み釜に投入。生ホップのアロマ・フレーバーを最大限に活かすことに挑んだとしています。
毎年、ホップ収穫日にはFar Yeast Brewingスタッフが早朝から北杜市の農園を訪れ、収穫作業を行い、収穫後はすぐに小菅村の醸造所へと運び、香り成分を効果的に抽出するため1つひとつ手作業で鞠花を分解する加工作業を経てビールの仕込みを行うそう。今年は約40kgのホップを、収穫後に同社源流醸造所(山梨県小菅村)を訪れた小林吉倫氏とともに仕込みを行ったとしています。
生ホップの香りを活かす“ケルシュ”
畑から届いた生ホップの自然な優しい香りをそのまま届けるべく、普段醸造していないクラシカルな“ケルシュ”スタイルで醸造したという本商品。ホップは、苦味付けでわずかに使用した「コロンバス」を除き、すべて小林ホップ農園で収穫した「コメット」「スターリン」「ソラチエース」を使用したそう。今年は柑橘系の爽快なアロマが特徴のコメットをメインに据えて、すっきりとドリンカブルかつフルーティーな味わいに仕上げたとしています。
「Far Yeast Farm to Brew 2023」概要
- 商品名
- Far Yeast Farm to Brew 2023
(ファーイーストファーム トゥ ブリュー ) - 販売開始日
- 2023年9月12日(火)
- 希望小売価格
- オープン価格
- 原材料
- 麦芽(ドイツ製造、ベルギー製造)、ホップ、小麦
- アルコール度
- 5.0%
- IBU
- 23
- スタイル
- Fresh Hop Kölsch
- 品目
- ビール
- 醸造所
- Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
- 仕様
- 350ml缶
- Webサイト
- Far Yeast Brewing 公式オンラインショップ
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