｢麦｣を主役にした伝統的“ヴィエナラガー”の限定ビールが発売！

2024-03-09

山梨県小菅村のビール醸造所、Far Yeast Brewing（ファーイーストブルーイング）は2024年3月6日（水）、伝統的な“ヴィエナラガー”スタイルの限定醸造クラフトビール「Far Yeast Malz Walzer（ファーイースト モルツ ヴァルツァー）」の出荷を開始しました。

複数のモルトで深みある味わいに

これまで、クラフトビールシーンで長らく支持を集めている“IPA”カテゴリーにおいて、さまざまな派生スタイルの限定IPAをリリースしてきたほか、特に人気を集める“ジューシーIPA”は定番化するなどしてきたFar Yeast Brewingが、今回は伝統的な“ヴィエナラガー”に初挑戦。オーストリアの首都ウィーンで生まれたヴィエナラガーは、ヴィエナモルトに由来する赤みがかかった深みあるアンバーカラーと、トーストやナッツ様のモルト風味が特徴とのこと。日本ではあまり見かけないものの。ピルスナーより早くにつくられた淡色ラガーという説もあり、歴史のあるスタイルだそうです。

今回は「麦」を主役に据えて、初使用となるヴィエナモルトをメインに複数の品種のモルトを駆使し、深みある味わいを目指したというFar Yeast Brewing。ホップのほうは、ヨーロッパで古くからビールづくりに使用されている伝統的ホップであり、クリーンな苦味と爽やかな香味が特徴という“ノーブルホップ”にこだわり、「テトナンガー」と「ザーツ」の2種を贅沢に使用。穏やかながらハーバルかつスパイシーな香りと、モルトとのバランスを取る心地よい苦味を引き出したとしています。

「Far Yeast Malz Walzer」概要