Free Spirits Brewing、播磨灘の牡蠣を使った黒ビール発売！

2024-02-21

兵庫県姫路市のビール醸造所、Free Spirits Brewing（フリースピリッツブリューイング）は2024年2月15日(木)、兵庫県播磨灘で水揚げされたばかりの牡蠣を使用して製造したという黒ビールタイプの新商品「オイスタースタウト」を発売しました。

濃厚な旨味が詰まったスタウト

19世紀のアイルランドが発祥と言われている牡蠣を使用した黒ビールは、世界的にも有名なビアスタイル（ビールの種類）の1つ。ミネラル分豊富な牡蠣の身と殻を使用することで、ビールの発酵を促進する一方、濃厚な旨味と海の風味が抽出され、苦みの角をとったまろやかなビールに仕上がるそうです。

今回の「オイスタースタウト」は、アルコール度数7％でどっしりした飲みごたえがありつつ、焙煎された大麦がコーヒーやチョコレートを思わせる香りと、ドライですっきりした後味で飲みやすさが特徴とのこと。フードのペアリングでは、生牡蠣、焼き牡蠣等の牡蠣料理のほか、赤身の肉料理、チョコレート系のデザートなども相性抜群としています。

今後は産地ごとの味の違いも

今回播磨灘の牡蠣を使用するにあたっては、赤穂市漁業協同組合の協力で水揚げ体験や工場見学も行ったというFree Spirits Brewingは、「実際に現場で働く生産者さんの熱い想いを聞き、牡蠣について勉強させていただいたことでビールづくりに生かすことが出来た」そう。

同ブルワリーは今後、「オイスタースタウト」を冬の季節限定商品として毎年醸造していく予定。播磨灘のなかでも産地によって牡蠣の味や風味は違ってくるため、毎年使用する牡蠣産地を変えつつ、味の違いを楽しめるような取り組みもしていきたいとしています。

「オイスタースタウト」概要