サッポロビールがクラフトブルワリーとの共創プロジェクト始動!

サッポロビール「HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)」ホッピンフレンズプロジェクト

サッポロビールは2023年2月20日(月)、同社「HOPPIN’ GARAGEホッピンガレージ)」ブランドから、クラフトブルワリーとの共創プロジェクト「ホッピンフレンズ」の第1弾商品「HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ 建築家 岡 啓輔セット」を発売しました。

 


ストーリーブリューイングを進化

サッポロビール「HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)」

「HOPPIN’ GARAGE」は、魅力的な人々の“人生ストーリー”とサッポロビールの醸造技術を掛け合わせる“ストーリーブリューイング”の手法から、これまでにないビールの楽しみ方を提供するというサッポロビール初のD2Cブランドです。

 

サッポロビール「HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)」

2023年売上は前年比1.7倍の3億円を目指すという同社新規事業開拓部マネージャーの土代裕也(つちしろ・ゆうや)氏

同社は“ストーリーブリューイング”をスタートした2021年4月以降、これまでに出会った11人の魅力的な人々の“人生ストーリー”から、新作ビールを2か月に1回発売するとともに、定期便サービスも提供。2022年の売上金額は前年比約2.5倍に伸長し、累計約47,000件を超える配送実績をあげたとしています。

2023年は新たに6つの人生ストーリーをもとにしたビールづくりを行う一方、“ストーリーブリューイング”の手法をさらに進化させつつ、自社による柔軟なEC開発、さらにはPOP-UPストアなどリアルでの展開を含めた購入体験の充実も図っていくとしています。

 

各地のクラフトビール醸造所とタッグ

「HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)」ホッピンフレンズプロジェクト

そうした新しい取り組みの1つが、今回スタートした「ホッピンフレンズプロジェクト」です。“ホッピンフレンズブルワリー”と称する日本各地のクラフトビール醸造所が複数参加する本プロジェクトは、「HOPPIN’ GARAGE」で発掘した人々の“人生ストーリー”を参加ブルワリー各社が独自に解釈し、サッポロビールを含め、それぞれが異なるビールをつくるというもの。

 

サッポロビール「HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)」ホッピンフレンズプロジェクト

そうして誕生したビールは、「ホッピンフレンズセット」として「HOPPIN’ GARAGE」公式サイトで販売されます。1人の“人生ストーリー”をさまざまな角度から解釈し、ビール醸造家(ブルワー)ごとに表現の違いを飲み比べて楽しめるという本セットを通し、ビールづくりに向き合うブルワー1人ひとりの表現力にスポットを当て、ビール業界全体の活性化にもつなげたいとしています。

 

建築家・岡啓輔氏にインスパイア

サッポロビール「HOPPIN' GARAGE 蟻鱒鳶ール(アリマストンビール)」

今回の“人生ストーリー”の主人公は建築家の岡啓輔氏

その第1弾となる今回の「ホッピンフレンズセット」は、“三田のガウディ”と呼ばれ、17年以上セルフビルドで都内港区にある自宅「蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)」の建築に挑んでいる建築家の岡啓輔(おか・けいすけ)氏にスポットを当てた「HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ 建築家 岡啓輔セット」となりました。

 

「HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)」ホッピンフレンズプロジェクト

今回は、ヘリオス酒造 沢内醸造所(岩手県西和賀町)、六甲ビール醸造所(兵庫県神戸市)、わくわく手づくりファーム川北(石川県川北町)がそれぞれ醸造したビール3種に加え、2月13日(月)に先だってサッポロビールが発売した「HOPPIN’ GARAGE 蟻鱒鳶ール(アリマストンビール)」を加えた4種のセットとなります。

 

醸造家4人が描く岡氏の世界

力強さを表現したインペリアルスタウト

HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ ヘリオス酒造「RCスタウト」

ヘリオス酒造 松田あすか(まつだ・あすか)氏

HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ ヘリオス酒造「RCスタウト」

ヘリオス酒造「RCスタウト」

鉄筋コンクリートを意味する「RC」の名を冠した本商品のビアスタイルは、“インペリアルスタウト”。2年以上熟成させたというアルコール度数9%の超長期熟成ストロングビールです。「蟻鱒鳶ル」の長い建築期間や構造物としての力強さに、熟成期間の長さやアルコール度数の強さを重ね合わせて醸造したとのこと。

あえて醸造知見の少ないスタイルを選択

HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ 六甲ビール「TINY HAZY IPA」

六甲ビール醸造所 景山翔太(かげやま・しょうた)氏

HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ 六甲ビール「TINY HAZY IPA」

六甲ビール醸造所「TINY HAZY IPA」

一般的にアルコール度数の高いIPAに対し度数を3.5%まで抑えつつ、シトラやモザイクなど8種のホップを用いてジューシーなフレーバーをしっかり楽しめるビールを目指したという本商品。岡氏のチャレンジングな姿勢にインスパイアされ、あえて六甲ビール醸造所として醸造知見の少ない低アルコール帯のIPAづくりにトライしたしています。

麦づくりや精麦から自社で実施

HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ 金沢百万石ビール「バベるビール」

わくわく手づくりファーム川北 入口峰人(いりくち・みねと)氏

HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ 金沢百万石ビール「バベるビール」

金沢百万石ビール「バベるビール」

「バベルの塔」にかけた商品名や強烈なロゴデザインが印象的な本商品のビアスタイルは、“ブラウンエール”。焙煎モルトに由来する豊かな麦芽のコクが楽しめるビールに仕上がったとのこと。「蟻鱒鳶ル」をつくる岡氏と同様、麦の栽培や自社設備による精麦からスタートし、自分たちもイチからビールをつくるという過程を楽しんだビールとしています。

手がけたことのない製法に挑戦

HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ サッポロビール「HOPPIN’ GARAGE 蟻鱒鳶ール(アリマストンビール)」

サッポロビール 西尾真秀(にしお・まさひで)氏

HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ サッポロビール「HOPPIN’ GARAGE 蟻鱒鳶ール(アリマストンビール)」

サッポロビール「HOPPIN’ GARAGE 蟻鱒鳶ール」

「常温で飲んでいただくことを想定」(西尾氏)しつつ試験場蔵等を重ねた結果、サッポロビールとして初めて、通常は5~10℃前後の低温で発酵するラガー酵母を、比較的高い温度で発酵させ理性法に挑戦したという本商品。深いコクや苦味に、ラガービール特有のキレが同居したフレーバーに仕上がったとしています。

 


「ホッピンフレンズセット第1弾」概要

「ホッピンフレンズセット第1弾」
商品名
HOPPIN’ GARAGE ホッピンフレンズ 建築家 岡 啓輔セット
商品内容
①HOPPIN’ GARAGE 蟻鱒鳶ール(アリマストンビール) 350ml缶×2本
②六甲ビール TINY HAZY IPA 350ml缶×2本
③金沢百万石ビール バベるビール 350ml缶×2本
④ヘリオス酒造 RCスタウト 350ml缶×2本
計8本
発売日
2023年2月20日(月)
販売方法
HOPPIN’ GARAGEストア
https://www.hoppin-garage.com/ec/
販売価格
6,000円(送料・税込)
Webサイト
HOPPIN’ GARAGEブランドサイト

ポップアップバーについて

店名
HOPPIN’ GARAGE ポップアップバー
内容
都内世田谷区のコワーキングスペース「三茶WORK」に併設する日替わり食堂にて、「HOPPIN’ GARAGE」の商品を楽しめるポップアップバーを出店します。
営業日・時間
2023年2月27日より営業開始
毎週月曜日 18:00~21:00
※ 祝日は休業
場所
東京都世田谷区太子堂2丁目17-5 3階
Webサイト
三茶WORK

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でオールウェイズ・ラブ・ビールをフォローしよう!