“薬膳ビール”実現に向け法龍山麦酒がクラウドファンディング!

「法龍山麦酒(ほうりゅうざんばくしゅ)」

神奈川県横須賀市の法龍山 最光寺を母体とするクラフトビール醸造所「法龍山麦酒(ほうりゅうざんばくしゅ)」は、2023年9~10月にかけ、クラウドファンディングプロジェクトを「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて展開しています。プロジェクトは10月16日(月)23:59:59までまで。

 


日本版「トラピスト=寺(じ)ビール」とは

「法龍山麦酒(ほうりゅうざんばくしゅ)」

本プロジェクトを立ち上げたのは、日本の「トラピスト寺(じ)ビール」が味わえるという法龍山麦酒。お寺が母体となるブルワリーらしく、ビールの商品名に「天上天下唯我独尊」という言葉を使っている法龍山麦酒は、お寺で収穫する梅や薬膳など、寺院が母体ならではのビールを醸造しているとのこと。

環境庁の「名水百選」に選ばれた「ヴェルニーの水」と呼ばれる地元・走水(はしりみず)の湧き水を使用し、セゾン、ペールエール、IPAなど、少量多品種でさまざまなビールをつくっています。

 

どのような人も働ける環境を

「法龍山麦酒(ほうりゅうざんばくしゅ)」

「龍山麦酒」醸造責任者 藤堂曜平氏

そんな龍山麦酒の醸造責任者 藤堂曜平氏は、醸造発酵の専門学校で酒類全般の専門知識や技術を取得し、卒業後はワイナリーや酒蔵で働いてきた一方、自身の発達障害によって一般社会に溶け込んで働く難しさも経験してきたと言います。そうした自らの体験や経験を生かし、「どのような環境に置かれている人でも、その人の個性を尊重しながら働ける環境をつくりたい」との思いで立ち上げたというのが法龍山麦酒です。

また、お寺で学んださまざまな知識や、地元の方々との交流を通じ、地元に根付いたお寺ならではの“薬膳ビール”を提供し、地元を盛り上げたいとの思いも強いという藤堂氏。そこで、現在資金面等の問題もあり、思い描いた職場環境づくりや薬膳ビールの商品開発が難しい状況を打開すべく立ち上げたのが、今回のクラウドファンディングプロジェクトとしています。

 

“薬膳ビール”づくりを目指す

「法龍山麦酒(ほうりゅうざんばくしゅ)」

本プロジェクトの目的は、「発達障害がある方でものびのび働ける職場環境をつくる」「たくさんお世話になった地元をビールでもっと盛り上げる」の2つ。そこで、リターンは2022年に本ブルワリーをオープンした際に諦めていたという“薬膳ビール”を用意する予定としています。

心身の調子を整える等さまざまな効果があるとされる薬膳ですが、ある程度の知識と手間が必要なことから、日常的に取り入れるのにはややハードルが高くなってしまうそう。これに対し、薬膳ビールを開発することで薬膳を手軽に取り入れることができるようにしたいという藤堂氏。本プロジェクト支援者には、薬膳の効果でより大きな感謝の気持ちを伝えたいとしています。なお、今回の薬膳ビール開発には、国際中医師・国際中医薬膳師である宇津原知世美氏が監修予定とのことです。

 


「法龍山麦酒」クラウドファンディング概要

プロジェクト名
【ビール×寺×発達障害】寺院母体の醸造所で障害がある方が働き易い環境を作りたい!
目標金額
2,000,000円
募集期間
2023年10月16日(月)23:59:59まで
リターン(返礼品)一例
■工場でのビールチケット2杯分 5,000円
「醸造工場で出来立てのクラフトビールの味わいや工場限定のフレーバーをぜひお楽しみください」
■ビールセット 10,000円~
「僧侶が醸す『寺(じ)ビール』をセットでお届け致します。セゾンやペールエール、IPAなど多種多様のビールをお楽しみください」
プロジェクトページ
https://camp-fire.jp/projects/view/681589

 

 

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