審査会＆フェスの融合！ 横浜で｢JAPAN BREWERS CUP 2024｣開催

2024-02-06

JAPAN BREWERS CUP実行委員会は2024年月2日10日（土）～12日（月・振休）の3日間、神奈川県横浜市の「横浜ハンマーヘッド」1FのCIQホールにて、ビールフェス「Schmatz presents JAPAN BREWERS CUP 2024（以下、JBC）」を開催します。

審査会＆フェスの2部構成

今回で10回目を迎えるJBCは、ビール職人の審査によるビールコンペティション（2月9日）とビールフェス（2月10日～12日）の2部で構成されています。コンペティション結果は10日に発表され、その後はビール職人達が認めた味わいを来場客もすぐに楽しむことができるという、世界的にも珍しいイベントとのこと。

フェスでは日本国内およびアジア・欧米のブルワリーから選ばれた計200種類以上のビールが1杯600円から提供されるほか、期間中はアーティストによる音楽ライブやお笑い芸人によるステージも乾杯シーンを盛り上げる予定となっています。

ブルワーだけで審査する“ガチンコ勝負”

2月9日（金）に行われるコンペティション（※）は、JAPAN BREWERS CUP実行委員会を務める横浜ベイブルーイングの鈴木真也氏が2013年に審査員として参加したチェコの世界的ビール品評会「Slavnosti piva Tabor2013」と同様、審査員であるビール職人が付ける順位の点数のみで審査が進められていきます。

審査員同士のディスカッションもないとのことで、「この品評会はビール職人だけで審査し合うガチンコの勝負。チェコの審査形式は口下手な日本人にとって向いていると感じている」という鈴木氏。今回は計533銘柄ものビールがエントリーされ、144名ものブルワーが審査を行う予定となっています。

※ 参加は審査員のみ

JBC2024の審査カテゴリー別エントリー数（カッコ内は昨年開催）

【エントリー者数】121
【エントリービール数】合計533(376)
淡色ラガー部門／Light Lager category：71 (60)
淡色エール部門／Light Ale category：81 (64)
IPA部門／IPA category：135 (126)
小麦ビール部門／Wheat Beer category：47 (51)
濃色ビール部門／Dark Beer category：108 (75)
フルーツビール部門／Fruit Beer category：91
【登録ブルワー審査員数】144名（112名）

ビール出店者

秋田あくらビール／Anglo Japanese Brewing company／Antenna America／伊勢角屋麦酒／West Coast Brewing／Ever Green Imports／希望の丘醸造所／京都醸造／CRAFT BEER BASE／しまなみブルワリー／湘南ビール／The Slop Shop／スワンレイクビール醸造所／SEOUL BREWERY／TAIHU BREWING／CHORYO Craft Beer／TDM 1874 Brewery／DD4D BREWING／Teenage Brewing／Deschutes Brewery／Tokyo Aleworks／Totopia Brewery／奈良醸造／NUMBER NINE BREWERY／NORTH ISLAND BEER／NOMCRAFT BREWING ／HAMAMATSU BEER／反射炉ビヤ／BEER BRAIN BREWERY／Far Yeast Brewing／FUKUOKA CRAFT BREWING／富士桜高原麦酒／Honolulu Beerworks／みぞのくち醸造所／宮崎ひでじビール／U.B.P BREWERY／横浜ビール／横浜ベイブルーイング／RIO BREWING & CO.／Repubrew／Y.MARKET BREWING

ビールに合う地元横浜のフードも集結

一方、10日（土）～12日（月・振休）に開催されるビールフェスは、一般の来場者がビールを各ブースで購入して楽しめるスタイル。フードブースでは地元横浜の飲食店による、ビールに合う料理が多数提供予定とのことです。さらに、アーティストらによる特設ステージでのライブパフォーマンスも毎年人気を集めているというJBC。今回、期間中に1万人を超える来場者数を見込んでいるとのことで、冬季におけるビールフェスとしては日本最大級のイベントになるとしています。

フード出展者

鶏肉専門店 梅や／餃子の翠葉／Charcoal Grill green／ビアバー・ブーシェル／Sakura燻製工房／美濃屋あられ製造本舗／アリババケバブ

ステージ出演者

【2月10日（土）】12:00～21:00
bird／うつみコテツ江口トリオ／SHOKA OKUBO BLUES PROJECT／peeto／鈴木みのる／葛西純／佐々木貴／長州小力
【2月11日（日・祝）】11:00～21:00
中村一義（Acoustic set with 三井律郎）／ホフディラン／yonige(Acoustic set)／DJ BIKKE（TOKYO No.1 SOUL SET）／P.O.P／アマイワナ／猫ひろし／ねんねん
【2月12日（月・振休）】11:00～19:00
川本真琴／磯野くん(YONA YONA WEEKENDERS)／柳家睦＆ザ・ラットボーンズ／仮面女子／ハモニカクリームズ／ポニーテールリボンズ／長州小力／みっちー／PHONO TONES
MC：山咲まりな（ex.KNU）／東條詩織（ex.KNU）
リングアナウンサー：小菅一範

プロレスラーとのコラボビールも登場！

このほか、今回はJBC10周年を記念し、ビールを愛するプロレスラーとブルワリーのタッグによる完全オリジナル醸造ビール2種も発売される予定となっています。1つは、横浜出身の鈴木みのる選手と横浜ベイブルーイングによるオリジナルレシピのIPA、もう1つは、北海道出身の葛西純選手とNORTH ISLAND BEERによる、鮮血を思わせるオリジナルレシピのレッドエールとのこと。

ともに2月10日（土）から、会場内の横浜ベイブルーイングおよびNORTH ISLAND BEERのブースで樽生＆瓶ビールで販売され、3日間のトータル販売数を競う予定。初日は両選手も来場予定で、リングアナウンサーとして小菅一範氏が選手のコールを行うそうです。

オリジナルビール：Minoru“The KING”Suzuki

横浜が生んだ"The KING"鈴木みのると横浜ベイブルーイングのタッグ
真っ向勝負ストロングスタイルのIPA。
製造会社：横浜ベイブルーイング株式会社
製造リッター数：2000リットル、瓶ビールは2000本限定販売

オリジナルビール：DEATHMATCH BLOOD

北海道が生んだ"デスマッチのカリスマ"葛西純とNORTH ISLAND BEERのタッグ
アメリカンホップをふんだんに使用した葛西純のトレードマークである鮮血の如きレッドエール
製造会社：SOCブルーイング株式会社（NORTH ISLAND BEER）
製造リッター数：2000リットル、瓶ビールは2000本限定販売

【Schmatz presents JAPAN BREWERS CUP 2024】ビールフェス開催概要