「軽井沢高原ビール 2025年限定」発売！多層的な味わいのセゾン

2025-01-17

ヤッホーブルーイング（長野県軽井沢町）は2025年1月17日（金）、同社ビールブランド「軽井沢高原ビール」初の無濾過製品となる新商品「軽井沢高原ビール 2025年限定」（以下「2025年限定」）を、軽井沢を中心とした長野県のスーパー、酒販店、お土産店にて発売します。

リラックスしてじっくり楽しめるビールに

「軽井沢を訪れる方にとって毎年楽しみになるようなビール」を目指し、毎年異なるビアスタイル（ビールの種類）にて、軽井沢を中心とした長野県全域限定で販売しているという「軽井沢高原ビール 年限定」シリーズ。その第26弾となる本商品のコンセプトは「くつろぎ時間に浸る、2025年限定のビール」とのこと。

今回は、軽井沢を訪れる観光客のおよそ半数となる51％（※1）が関東圏からの顧客で、かつ8割以上（※2）が「軽井沢では都会の喧騒から離れ、リラックスしたい」と思っているという点に注目し、くつろぎ時間のお供となるようなビールを目指して開発。じっくり楽しめる味わいに仕上げたほか、パッケージもリラックスした飲用シーンを想定したデザインにしたとしています。

※1 佐久広域連合調べ
※2 財団法人地方自治研究機構調べ

ブランド初の無濾過。酵母の複雑な香り感じて

「2025年限定」のビアスタイルは“セゾン”。桃やトロピカルフルーツを思わせるホップの香りと、セゾン酵母によるスパイシーな香りが重なり、複雑さが感じられる味わいに仕上げたとしています。

小麦やオーツ麦を使用することで飲みごたえを付与し、じっくり味わえる仕上がりにしたという本商品は、「軽井沢高原ビール」ブランド初の無濾過製品でもあり、通常行う濾過作業（酵母を取り除く工程）を経ないため酵母が生む香りの複雑さがより強く感じられるとしています。

開発担当ブルワー：倉田祐輔氏（ニックネーム「クラッチ」）
「くつろぎ時間」というコンセプトから「包み込むような優しさ」を連想して開発しました。ヤッホーブルーイングでは初めて使用する”Elani”というホップをメインに複数のホップを組み合わせ、優しい甘さを持つ桃のような香りを再現しました。また、まろやかで優しい口当たりにするために麦芽の配合を工夫しました。複雑な味わいをゆったりと楽しんでもらえたらうれしいです。

地元での小麦生産に麦芽粕の提供も

1997年から販売を続けている、軽井沢で最も歴史あるクラフトビールブランドという「軽井沢高原ビール」は、地域に根差したビールづくりを目指し、原材料の一部に地元軽井沢産の小麦「ゆめかおり」を使用しているそう。ヤッホーブルーイングは地産地消を推進すべく2016年から地元で小麦生産もスタート。「ゆめかおり」は、軽井沢の遊休農地活用の一環として小麦栽培を推進するJA佐久浅間子会社の(株)グリーンフィールドと協力して生産しているとのことです。

また、同社は創業から28年間、ビールづくりの過程で発生する麦芽の絞り粕（麦芽粕）を作物の肥料として近隣農家の方々に提供しています。作物の生育に必要な栄養成分が残っている麦芽粕は肥料として活用可能とのことで、2024年度は「軽井沢高原ビール」ブランドの製造で排出される麦芽粕を約100トン提供したとしています。

「軽井沢高原ビール 2025年限定」概要