｢軽井沢高原ビール｣の2024年限定セッションレッドエールが発売!

2024-01-22

ヤッホーブルーイング（長野県軽井沢町）は2024年1月17日（水）、限定クラフトビール「軽井沢高原ビール2024年限定」（以下「2024年限定」）を、軽井沢を中心とした長野県のスーパー、酒販店、お土産店で発売しました。

毎年異なる味わいで軽井沢探訪の楽しみに

毎年異なるビアスタイル（ビールの種類）で提供し、「軽井沢を訪れる方にとって毎年楽しみになるクラフトビール」を目指すという「軽井沢高原ビール」ブランドの「年限定」シリーズ。第25弾の今回は“セッションレッドエール”となりました。通常の“レッドエール”は麦の甘みやコクの豊かさが特徴ですが、「2024年限定」ではあえて酸味やホップの香りを目立たせ、アルコール度数も低めに設計。爽やかで飲みやすいビールに仕上げており、「軽井沢の自然の中で、親しい仲間たちとともに楽しんで欲しい」としています。

軽やかで爽快なレッドエールに

同社で「2024年限定」開発の中心となったのは、入社2年目と3年目の若手ブルワー（醸造士）2名。レッドエールのような赤茶色のビールは麦のコクや甘みが感じられるまったりとした味わいが一般的ですが、本商品で目指したのは、より軽やかな味わい。出したい色味を実現しつつ、爽快に感じられるような香りを乗せることに苦労したそうですが、柑橘系の香りを持つホップを選定したうえで投入タイミングも工夫することで、季節を問わず楽しめる爽やかな“セッションレッドエール”をつくり出すことに成功したとしています。

主に開発を担当したブルワーのコメント

“みたぱん”（主にレシピ開発担当）

色、香り、味わい。いつも飲んでいるものと違う！でもおいしい！と五感で感じられるような製品に仕上げました。このビールをきっかけにクラフトビールの幅広さや奥深さを少しでも体感してもらえたら幸いです。ぜひ軽井沢で過ごす楽しい時間のお供にしてください。

“がんこちゃん”（主に製造担当）

初めてビールを飲む人にも美味しいと思ってもらえるようこだわって開発しました。華やかな香りや爽やかな味わいを楽しんでもらえたら嬉しいです。

軽井沢産小麦を使用　地産地消にも貢献

本商品は地元軽井沢産の小麦「ゆめかおり」を原材料の一部に使用しています。「ゆめかおり」の生産は、軽井沢の遊休農地活用の一環として小麦栽培を推進する(株)グリーンフィールドと協力して生産を行っているとのこと。また、ビール製造過程で生じた麦芽粕には作物の生育に必要な栄養成分が残っており、肥料として活用できる資源。その麦芽粕を、ヤッホーブルーイングでは27年間、近隣の農家に麦芽粕を提供しており、2023年度は「軽井沢高原ビール」ブランドのビール製造で排出される麦芽粕約100トンを提供したとしています。

「軽井沢高原ビール2024年限定」概要