オオグソクムシ(!?)使った発泡酒が居酒屋「米とサーカス」で発売!
都内のジビエ居酒屋「米とサーカス」(高田馬場本店/渋谷PARCO店/錦糸町ダービー通り店)は2023年12月、静岡県駿河湾で獲れた海生甲殻類“オオグソクムシ”と麦芽を使用した発泡酒「オオグソクムシと麦の酒」の販売を開始しました。
醸造は岡山の吉備土手下麦酒醸造所
ダンゴムシ、ワラジムシなどと同じ等脚目の生物として日本最大種となるオオグソクムシは、体長10~15cmほどで水深150~600mの深海に生息しているそう。雑食性であり、魚や鯨の死骸や弱った小動物やヒトデなどを含め、水中の有機物なら何でも食べることから「深海の掃除屋」とも呼ばれているそうです。網にかかった魚を食い荒らすことがあるため漁師からは避けられていましたが、近年は、その独特で謎めいた生態系が人気を呼び、今ではグッズ販売やオオグソクムシに特化したイベントに行列ができるほどになっているとのこと。
そんなオオグソムシを原料にして醸造したのが今回の発泡酒です。5年の構想を経て、吉備土手下麦酒醸造所(岡山県岡山市)との共同開発で誕生したという本商品は、オオグソクムシの美味しさの特徴という“エビや蟹に似た風味”を活かすため、香ばしく焼いて粉砕したオオグソクムシをたっぷり麦汁に加え、発酵・熟成させたとしています。
“オオグソクムシの姿揚げ”とご一緒に
オオグソクムシが日本の酒税法における”副原料”に該当しないため、酒税区分上のジャンルは「発泡酒」となりますが、ビールと同じく麦芽50%にホップを加え、ビールと同じ製法でていねいに醸造しているという本商品。
瓶から注ぐと明るめの銅色が美しく、モルトのほろ苦さとコク、後味にオオグソクムシがふわりと香るとのこと。キンキンに冷えた状態よりも少し室温に戻したくらいの温度で飲むのがおすすめで、香りが立ってより美味しくなるとしています。
そのユニークなルックスで水族館やグッズでも人気を集めているオオグソクムシ。その新たな魅力を発見できるという今回の商品は、「米とサーカス」の人気メニューである「オオグソクムシの姿揚げ」とともに味わって欲しい一品としています。
「オオグソクムシと麦の酒」概要
- 商品名
- オオグソクムシと麦の酒
- 原材料
- 大麦麦芽(ドイツ製造)、オオグソクムシ、ホップ
- 麦芽使用料
- 50%
- アルコール
- 5.0%
- スタイル
- 上面発酵(エール)
- 内容量
- 330ml
- 価格
- 1,980円
- 提供店舗
- ・米とサーカス 高田馬場本店
東京都新宿区高田馬場2-19-8
(JR山手線・東西線・西武新宿線の高田馬場駅「早稲田口」徒歩1分)
・米とサーカス 渋谷PARCO店
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコB1F
(JR・東急東横線・田園都市線・京王井の頭線・東京メトロ半蔵門線・銀座線・副都心線駅 徒歩5分)
・米とサーカス ダービー通り店
東京都墨田区江東橋3-9-21 ニュー錦糸町ビル1F
(JR総武線・半蔵門線の錦糸町駅 徒歩3分) - Webサイト
- 米とサーカス Twitter
吉備土手下麦酒醸造所 Webサイト
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