｢キリンビール 晴れ風｣のどこが好き？売上2億本突破で御礼発表会

2025-02-12

キリンビールは2025年2月上旬、昨年4月に発売したビール新製品「キリンビール 晴れ風（以下、晴れ風）」が、発売初年度で売上本数2億本（※1）突破したほか、「ヒット大賞」3冠（※2）を獲得したことなどを記念して、都内にて「大ヒット御礼発表会」を開催しました。

※1：350ml缶換算
※2：日本食糧新聞社　第43回食品ヒット大賞
日経トレンディ　2024年ヒット商品業界別ヒット酒類部門大賞
（C）宝島社　MonoMax 2024年ヒットモノ大賞ビール部門大賞

ありそうでなかったバランスの良さ

「キリン一番搾り生ビール」に続く第2の柱とすべく昨年発売した「晴れ風」は、2024年の年間販売数量が当初目標の430万ケースを大きく上回る576万ケースに達し、2024年のビール類購入者約4,500万人のうち約3分の1となる約1,650万人が購入（※3）したとのこと。大きな支持を得た背景として、まずは「飲み応えはありながらも飲みやすいという、今までありそうでなかったバランスの良い味わいに対する満足感があった」（今村氏）ほか、売上の1部を使って桜や花火大会の保全・継承を継続的に支援するプロジェクト「晴れ風ACTION」もビール購入理由の1つになっていたとしています。

※3 インテージSCI（沖縄70代無し）[カテゴリー：ビール類　期間：2024年1-12月]

ビールの新しい選ばれ方「晴れ風ACTION」

自治体の資金難や少子高齢化で未来へ受け継ぐことが難しくなっているという桜や花火大会といった日本の風物詩。「晴れ風ACTION」は、これまでビールを飲む喜びを広げてくれた、そうした風物詩に対する「ビール会社としての恩返し」（今村氏）と位置づけているそう。同社の調査によると、「晴れ風ACTION」専用サイトから寄付を行った方の約95％が今後も「晴れ風」を飲みたいと回答しているとのこと。今村氏は「長年、この業界に携わってきた私としてもビールの新しい選ばれ方が広がっていると強く実感している」と語ってくれました。

2024年の寄付総額は1億855万491円、のべ参加人数は1億9,234万1,104名に達したという「晴れ風ACTION」ですが、2年目となる2025年はさらに活動規模を拡大。桜保全活動における寄付対象の自治体は2024年の47から94に増えるほか、寄付金額もおよそ2倍になる予定とのことです。このほか、「晴れ風」は4/15（火）より全国で中びん・TAPPY（次世代ビールサーバー）での飲食店展開もスタート。すでにさまざまな業態の飲食店で採用が決定しており、「晴れ風ACTION」の寄付対象商品として中瓶や3Lペットも追加され、飲食店からも「晴れ風ACTION」に参加できるようになるとしています。

晴れ風ACTION 公式HP

桜の保全活動｜晴れ風ACTION｜KIRIN

キリンビール晴れ風は、売上の一部を使って、風物詩の保全・継承に係る取組みを継続的に支援するアクシ ...

 https://harekaze.kirin.co.jp/sakura/

それぞれの「晴れ風」の好きなところ

発表会では天海さんが出題者になって「晴れ風」にまつわるクイズも行われました。Q:2024年に350ml換算で2億本を売り上げた「晴れ風」ですが、350ml缶を縦につなぐと東京からどの国まで行ける？ 答えは「ブラジル」（！）で、これには内村さん・今田さん・目黒さんもびっくり。

発表会では、昨年4月の製品発表会でもCMキャストとして登壇した、内村光良さん、天海祐希さん、今田美桜さん、目黒蓮さんが再び登場。それぞれ愛飲への感謝を述べるとともに、「晴れ風」の好きなところや「晴れ風ACTION」への思いを、クイズも交えたスペシャルトークセッションでおおいに語ってくれました。

多くの人と味わいを共有した1年（天海さん）

それぞれ「晴れ風」の好きなところを訊かれると、天海さんは迷わず「キレがあるところ」。

「コマーシャルでも推させていただいていますが、本当に軽やかなのにキレがある。『晴れ風』をおすすめするときは、いつもそれを真っ先にお伝えしています。先日ネイルサロンに行ったとき、ネイリストの方に“『晴れ風』、いつも飲んでます。あれ、やばいですよね。軽やかだからどんどん飲んじゃうんです。でもキレがあって”って言ってもらえて、“そうなのよ～！”なんて、20～30分話しちゃいました。そんな風にして飲んだ方から声をかけていただけるのも嬉しいですね」

ホップ畑で見たこだわりとは？（内村さん）

昨年秋にCM撮影で秋田県横手市のホップ農家を訪れた内村さんは、「株ごしらえ」の作業を通じて、つくり手の方々の“こだわり”を間近に感じたそうです。

「昨年収穫したあとの株の部分は、そのまま育てるんじゃなくて大胆に削ぎ落としていくんですね。“あまり根が張っても良くないから”と。もう、これでもかというぐらい小さくして“精鋭部隊”にする。その株が、やがて冬を越して春夏にツルになっていくというこだわりを見てきました。そのあとビール工場にも行ったんですが、こちらもこだわりの醸造で麦芽と一緒に『晴れ風』になる。こだわりからこだわりのバトンタッチという感じで。今、良いことを言いました。使ってください（笑）」

「しびれるほどおいしい」仕事後の乾杯（今田さん）

昨年から各地で何度も「晴れ風ACTION」の桜保全活動に参加している今田さんにとって、『晴れ風』の好きなところは、やはり「桜を守る活動」でした。

「先日も宮城県の柴田町で植樹のお手伝いをさせていただきました。保全には場所も時間も必要ですし、まだまだ改善が必要な取り組みはたくさんあると伺いましが、とにかく皆さん、本当に桜が好きで守りたいという思いを強く感じます。あと、いろいろな世代の方がいらして、活動のあとは皆でおいしいビールを飲みに行ったりする交流も多いそうで、皆さん“それがすっごく楽しい”っておっしゃっていました。私も同じ法被を着て作業をしているうち、皆さんの一員になれた気がしてすごく楽しかったし、（力仕事の後の乾杯は）しびれるぐらい（笑）おいしかったです」

新しいつながりが喜びに（目黒さん）

今後飲食店で瓶やPETでの発売も行われることについて、「新しい輪が広がっている感じがして嬉しいです」という目黒さんにとって、「晴れ風」の好きなところは「味と季節と人とのつながり」。

「味わいはもちろんなんですが、ビールを通して僕ら自身も桜や花火といった日本の風物詩を守る活動の一員になれているわけで、“こういう守り方があったんだな”という気付きになりました。「晴れ風ACTION」の活動を通して、さらに新しい人とのつながりがどんどん増えているところも、すごく素敵だなと感じます。実際、自分の周りでも、「（晴れ風ACTION）やったよ」とおっしゃる方々がたくさんいて、なにかこう、つながることができている気がして嬉しいですね」

東京・名古屋・大阪で愛飲御礼イベント

このほか、キリンビールは2025年2月15日（土）から3月2日（日）までの週末限定で、「晴れ風」を飲んだ方々への感謝を込めた「愛飲御礼イベント」を東京・名古屋・大阪の3都市で開催します。会場には愛飲御礼の巨大”晴れ風缶”やCMキャラクター4名の等身大壁面が登場。壁面デザインは、2025年3月以降お披露目される予定の新ビジュアルになるそうです。また、CM撮影時に実際に使用されたくす玉も設置予定で、CMシーンをイメージした撮影を楽しめるほか、愛飲御礼晴れ風メモ帳やオリジナル限定ステッカーがもらえるプレゼント企画も実施予定としています。

「キリンビール 晴れ風」愛飲御礼イベント概要