「いいちこ」でおなじみの三和酒類が発泡酒で国際ビアコンペ金賞!


大分県宇佐市の日本酒・発泡酒醸造所「辛島 虚空乃蔵(からしま こくうのくら)」でつくられた発泡酒「KOKU NO CRAFT:No.2 柚子エール」が、2022年10月に開催された「インターナショナル・ビアカップ2022(以下、IBC2022)」の「Yuzu Beer」(ボトル/缶)部門で金賞、「Japan Origin」カテゴリーのチャンピオンとなりました。

 


地元産の麦芽やユズを使用

醸造体験可能な日本酒の醸造場と、発泡酒醸造場を併せ持った「辛島 虚空乃蔵(からしま こくうのくら)」

醸造体験可能な日本酒の醸造場と、発泡酒醸造場を併せ持った「辛島 虚空乃蔵(からしま こくうのくら)」

麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類が2022年5月にオープンした「辛島 虚空乃蔵」は、宇佐市が全国初の日本酒特区認定を受けたことから、醸造体験可能な日本酒の醸造場のほか、三和酒類初の発泡酒醸造場を併設したという施設。同社が日本酒・ワイン・本格焼酎などの酒づくりで育んできた“麹と発酵の文化”をビールの世界にも広げるべく、この「辛島 虚空乃蔵」で新たにつくられたのが「KOKU NO CRAFT」です。

「KOKU NO CRAFT」は、ベースモルトに地元宇佐市で栽培・収穫される大麦「ニシノホシ」の麦芽を採用しているほか、副原料には、長年焼酎製造で培った麹づくりの技術を生かした大麦麹を使用。麹が持つ酵素の働きによって、まったく新しい、独特の味わいのクラフトビールをつくり出すことができたとしています。

 

辛島 虚空乃蔵「KOKU NO CRAFT 柚子エール」

そんな「ニシノホシ」の麦芽と大麦麹に加え、宇佐市院内町の櫛野農園で丹念に育てられた柚子をふんだんに使用したのが「KOKU NO CRAFT:No.2 柚子エール」です。柚子の香りがしっかりと感じられ、やわらかくなめらかな口当たりとさっぱりとした味わいが特長の発泡酒(クラフトビール)に仕上がったとしています。

 

「IBC2022」金賞・カテゴリーチャンピオン 受賞コメント

醸造体験可能な日本酒の醸造場と、発泡酒醸造場を併せ持った「辛島 虚空乃蔵(からしま こくうのくら)」

辛島 虚空乃蔵 商品開発・生産チーム チームリーダー:渡邊 裕太氏
「発泡酒(クラフトビール)は、原料・副原料の種類や発酵方法などの自由度が高く、バリエーションは無限にあると言えます。それが開発の難しいところであり、醍醐味でもあります。
三和酒類の新たな試みであるクラフトビール事業を立ち上げるにあたり、数多く試作を重ねてまいりましたが、なかなか求める味わいにたどりつけませんでした。そんなタイミングで鹿児島市SHIROYAMA HOTEL kagoshimaの城山ブルワリー様に醸造研修に行かせていただいたことは大変幸運でした。ヘッドブルワーの倉掛智之様から、レシピの組み立て方、素材の個性の引き出し方を学び、製造方法の要点を掴むことができました。受賞した柚子エールも、この研修にてヒントを得た手法を用いており、このような高い評価をいただけたことを大変嬉しく受け止めています。今後も研鑽を重ね、より美味しく面白い味わいのクラフトビールを造ってまいります」

 


「KOKU NO CRAFT:No.2 柚子エール」概要

商品名
KOKU NO CRAFT:No.2 柚子エール
アルコール分
5%
原材料名
大麦麦芽(国内製造)、小麦麦芽、柚子果皮、柚子果汁、大麦麹、ホップ
内容量
330ml
店頭価格(税込)
660円
※ 三和酒類株式会社「辛島 虚空乃蔵」での店舗限定商品
辛島 虚空乃蔵について
所在地:大分県宇佐市辛島4-3
営業時間:10時~17時
定休日:毎週水曜日、お盆、年末年始
入園料:無料
辛島 虚空乃蔵ホームページ

 

 

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