COEDO、りんごの皮のポリフェノール活用しフルーツビール発売!
協同商事コエドブルワリー(埼玉県川越市、以下:COEDO)は2024年1月25日(木)、信州大学、長野県飯綱町、ニューホライズンコレクティブ(同)とともに、リンゴを使用したフルーツエール「香琳-Kourin-」をリメイクし、発売しました。
販売は、長野県飯綱町の直売所「横手直売所 四季菜」「農産物直売所 さんちゃん」「いいづなマルシェむーちゃん」ほか、同県内のリテール、COEDO取扱い酒販店及び飲食店、COEDO公式通販にて。
「メイポール」から天然色素を抽出
本商品は、長野県飯綱町産で栽培されているリンゴ品種「メイポール」を、信州大学の特許技術を用いて加工し開発したというクラフトビールです。
ポリフェノールが豊富に含まれるリンゴの皮ですが、加工する場合はそのほとんどが廃棄されており、膨大で量の廃棄コストは加工業者の経営を圧迫するケースも少なくないそう。しかし、天然由来の甘みがあるリンゴの皮は、100gあたりリンゴ5個分という高い含有率でポリフェノールを含んでおり、疲労回復やアンチエイジングにも効果があるとのこと。
今回は、そうしたポリフェノールの一種である天然色素をりんごから抽出する技術を採用したうえで、普段は授粉用に使われ可食部が少なく用途が限られていたという「メイポール」から“フルーツエール”を開発したとしています。
信州大学の「酵素処理技術」を活用
信州大学工学部の松澤恒友特任教授(当時)の研究室では、果物の皮の廃棄問題や廃棄コストの課題に注目しており、「酵素処理技術」を活用することで廃棄される皮から抽出される天然色素を有効利用すべく、長年リンゴの研究に取り組んできたそう。
今回のプロジェクトは、安曇野市の観光振興ビジョン外部アドバイザーとしてたびたび長野を訪れていたなかで松澤特任教授(当時)と出会ったニューホライズンコレクティブが、その「酵素処理技術」に着目、信州大学とともに果物の皮を活用するプロジェクトを推進してきたというもの。
ビールの開発にあたっては、農産物を活用したCOEDOの“フルーツビールシリーズ”から、リンゴを採用したフルーツエール「香琳-Kourin-」をベースに、「日本一のりんごの町」を目指しているという長野県飯綱町を引き合わせ、リプロデュースに至ったとしています。
「COEDO香琳-Kourin-」概要
- 商品名
- COEDO香琳-Kourin-
- ビアスタイル
- フルーツウィートエール
- 品目
- 発泡酒(麦芽使用率50%以上)
- 原材料名
- 麦芽(外国製造)、リンゴ抽出液、ホップ
- アルコール分
- 5.0%
- 仕様
- 333ml瓶/10L樽(リターナブル)
- 市場小売価格
- 398~480円/333ml瓶
- Webサイト
- COEDO 公式サイト
最新情報をお届けします
Twitter でオールウェイズ・ラブ・ビールをフォローしよう!
Follow @alwayslovebeert
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません