摘果リンゴやリンゴ粕を活用！ ｢ニッカ弘前 生シードル｣2種発売

2023-11-15

アサヒビールは、栽培過程で摘果されたリンゴを使用して醸造した「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」を2023年10月24日（火）に、リンゴ粕をボトルラベルと包装箱に使用した「ニッカ弘前 生シードル りんごラベル」を11月14日（火）に、それぞれAmazon.co.jpでテスト発売しました。

同社は今後、今回のテスト販売を通じて顧客の声や環境価値商品へのニーズを把握し、商品開発に生かしていくとしています。

ほのかな酸味や爽やかな香り

リンゴ栽培では、大きくおいしいリンゴをつくるため、1本の木にできる実の約9割を熟す前に摘み取られるそう。「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」は、そうした摘み取られるリンゴ（摘果リンゴ）の一部をアップサイクルすることで、食品廃棄ロスの削減やリンゴ農家の支援を目指したというスパークリングワインです。

熟す前のリンゴは甘みが少なく、ポリフェノールを多く含んでおり、甘すぎないほのかな酸味・渋みと爽やかな香りを楽しめるとしています。

「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」概要

リンゴ粕をボトルラベル＆包装箱にアップサイクル

一方の「ニッカ弘前 生シードル りんごラベル」は、リンゴを搾汁した後に発生し、通常は廃棄されるリンゴ粕をボトル表面のラベルと包装箱に使用したという商品です。

今回は、本商品の原材料調達から廃棄までの過程で排出される1セットあたり5.5㎏のCO2を、リンゴ粕のアップサイクルに加え、「幸せの青い森プロジェクト」のクレジットを購入してカーボン・オフセットしたそう。これにより、イフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現（※）したとしています。

リンゴ粕を使用していることを訴求するために「りんごラベル」と名付けられた本商品は、パッケージに「PLANS TO ACHIEVE CARBON NEUTRALITY（カーボンニュートラル達成への計画）」の文字が記載されました。本商品は3種詰合せセットとして販売されます。

※ 八重菊県有林の間伐作業によって吸収された二酸化炭素量を、環境省のオフセット・クレジット（J-VER）制度を活用しクレジットを購入することで、ライフサイクル全体で発生するCO2排出量を実質ゼロにする取り組み

「ニッカ弘前 生シードル りんごラベル」概要