CO2排出量が約60％減！プレモル2種がリサイクルアルミ缶で発売

2022-09-13

サントリーは2022年9月6日（火）、世界初（※1）となるリサイクルアルミ材100％の缶を採用したビール製品「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール CO2削減缶」を、全国で数量限定発売しました。

※1：缶材由来のリサイクルアルミのみを使用し、商用化されたSOT（ステイオンタブ）缶として（2022年7月 東洋製罐グループ、UACJ調べ）

2030年までに温室効果ガス50％削減へ

2050年までにバリューチェーン全体で温室効果ガス（GHG）排出の実質ゼロを目指しているというサントリーグループは、その達成に向け、2030年までにGHG排出量を自社拠点で50％（※2）、バリューチェーン全体で30％（※2）削減する「環境目標2030」を掲げています。

主要な容器・包装については、商品設計から輸送、消費後のリサイクルまで、商品のライフサイクル全体での環境配慮を実践し、ペットボトルでは同社独自の「2R＋B（Reduce・Recycle＋Bio）」戦略や「プラスチック基本方針」などにに基づき、循環型かつ脱炭素社会の実現に努めているとのこと。

※2：2019年の排出量を基準とする

開発はUACJと東洋製罐

こうした取り組みの一環として、今回は(株)UACJと東洋製罐グループホールディングス（株）が共同で製造した、リサイクルアルミ材を100％使用した缶を、同社「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドで採用。これにより、通常のアルミ缶（※3）と比較してCO2排出量を約60％削減することができるとしています。

※3：東洋製罐グループがUACJ製のアルミ材を使用して製缶する350ml缶

「ザ・プレミアム・モルツ CO2削減缶」概要

「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール CO2削減缶」概要