RACINES MICRO BREWERYが規格外の桃を使いフルーツエール発売！

2024-09-09

都内港区のビール醸造所、RACINES MICRO BREWERY（ラシーヌ マイクロブルワリー）を運営するグリップセカンドは2024年9月6日(金)、規格外の桃を使ったオリジナルビール「桃ビール」を、都内のRACINES系列4店舗にて期間限定発売しました。

規格外フルーツ使った新たなビール

今年から定番ビール「RACINES FIRST SEASON」以外にも日向夏を使ったビールの醸造をしているというRACINES MICRO BREWERY。現在「日向夏ビール」はRACINESお馴染みの商品になっており、同社ブルワーからは日向夏以外にもフルーツを使ってビールをつくりたいとの希望があったとのこと。そこで今回、新たに季節のフルーツを使ったビールの醸造が決まったとしています。

品種は「まどか」。手作業で下処理

グリップセカンド社独自のプロジェクト「Except for A（A品以外の食材。B品・C品といった規格外商品）」に則って規格外フルーツを使用することになったという本商品。フルーツは、ターゲットとしている女性に好まれ、かつビールに合う桃となりました。

また、同社スタッフの地元でもある栃木県鹿沼市の農園「渡辺りんご園」から声がけがあり、品種は他に比べて大振りでピンクの色味が強く、硬い肉質が特徴という「まどか」に決定。果汁が多く取れ、甘味も強いことからビールに適していると判断し、手作業でひとつずつ皮を剥き、実と種に分けたとしています。

桃らしい香り＆果汁感に“とろみ”も表現

そのうえで、製造工程では飲みやすいビールづくりを目指し"桃らしさ”を表現することをテーマに、麦芽、ホップ、酵母を調整。「まどか」の香り、果汁感とともに“とろみ”を表現させるべく、煮沸工程で果肉と種を、発酵が落ちついた段階で果肉を追加投入したそうです。

そうして完成した桃ビールは、美しい琥珀色の香り豊かなフルーツエールに仕上がったとのこと。フルーティーながらもほろ苦いビールらしさも持つ、満足いく出来栄えになったとしています。

「RACINES 桃ビール」概要