地元産の柚子を使ったビール｢らんでん麦酒｣が京都嵐山駅で発売!

2022-12-21

京福電気鉄道は2022年12月22日（木）、京都市右京区水尾で収穫された柚子を使用しているビール「らんでん麦酒（らんでんビール）」を、京福電鉄嵐山線（嵐電）の嵐山駅構内店舗「らんでんや」にて発売します。

醸造は六甲ビール醸造所

愛宕山の麓にあり、平安時代前期にさかのぼる長い歴史をもつ水尾エリア。同エリアで産出した柚子は高級食材として知られてきましたが、近年は高齢化や過疎化によって生産者が不足し、出荷量が減少していたそうです。

そんななか、「沿線深耕」を営業戦略の柱として地元産品を活用した新たな嵐山名物の開発を目指してきたという京福電気鉄道が、右京区の仲立ちで、地域食材である水尾産柚子を使用した、オリジナルクラフトビールを発売することになりました。醸造は六甲ビール醸造所（兵庫県神戸市）が担当したほか、パッケージデザインは、嵐山駅のインスタレーション「キモノフォレスト」で京友禅柄を提供する亀田富染工場「Pagong」により、「キモノフォレスト」との一体的なイメージを表現されました。

嵐山ならではの上品ですがすがしい味覚のクラフトビールに仕上がったという本商品。無濾過・非加熱処理で、柚子の香りとコリアンダーのスパイシーなフレーバーが特徴的で、口当たり滑らか、かつ苦みは控えめのホワイトエールに仕上がったとのこと。発売日の12月22日（木）には、嵐山駅で無料の試飲会も実施予定。当日が二十四節気の冬至にあたることから、同駅構内の「嵐山温泉『駅の足湯』」にて、「足湯の柚子湯」も3年ぶりに開催予定としています。

「らんでん麦酒」概要