サンクトガーレン、“天下一の桜”を使った桜餅風味のビールを2月22日(木)発売
サンクトガーレンは2018年2月22日(木)、"天下第一の桜"と称される長野県伊那市高遠(たかとう)の桜の花と葉を使ったビール「サンクトガーレン さくら」を、4月初旬までの季節限定で発売致します。ホワイトデーのギフトにもお花見にもぴったりのビールと言えそうです。
仕込み1回(2,340L)に食用八重桜を60kg
「サンクトガーレン さくら」は、大麦麦芽と小麦麦芽を併用した柔らかい口当たりのビールで、苦味の素となるホップの量は抑えつつ、“天下第一の桜”と称される「高遠の桜」の花びらと葉で風味付け。桜茶などにも使われる食用の八重桜を1回の仕込み(2340L)につき60kg投入し、ほんのり桜餅風味に仕上げたとしています。
花よりも葉の使い方にポイントが
サンクトガーレンは秋冬限定醸造の焼リンゴビール「アップルシナモンエール」でも伊那市のりんごを使用しています。本商品はその縁もあり、「市のもう1つの名物である高遠の桜を使ったビールを開発してほしい」という伊那市長からの要望をうけて2011年から試作を開始していました。
ただ、高遠の桜は「さくら名所100選」にも選ばれるなど全国的にも有名ですが、それを使ったビールとなると試作段階から手探り状態。そこでヒントになったのは桜を使った「飲むお酢」だったとのことです。しっかりお酢なのに、しっかり桜風味。「これは面白い」と思い、開発者の方にお会いして桜の使い方のアドバイスをいただいたそう。
その結果、それまで桜の花だけの使用を考えてた同社ですが、桜特有の香り成分は花よりも葉のほうに多く含まれていることを知ったそうで、それをヒントに納得の味に仕上げることができたとしています。
そういえば、詩人の故・大岡信(おおおか・まこと)も著書で「桜の染め物には花びらでなく樹皮を使っている」といった話を書いていたことがありますね。桜の深い味わいも色合いも、表面に現れる花びら以外に含まれているというのは、なんだか味わい深い話です。
概要「サンクトガーレン さくら」
- アルコール度数
- 5%
- 容量
- 330ml
- 価格
- 463円(税込)
- 原材料
-
麦芽、ホップ、桜
※ 香料は一切使用しておりません
※ 2018年2月22日の発売時点では日本の酒税法で花がビールの副原料として認められていないため、発泡酒表記となります。
(2018年4月の酒税法改正で花がビールの副原料として追加されるため、以降はビール表記へと変更になります) - Webサイト
- 「サンクトガーレン さくら」
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