神奈川オリジナル柑橘｢湘南ゴールド｣使ったクラフトビール発売!

2024-04-11

神奈川県厚木市のビール醸造所、サンクトガーレンは2024年4月12日（金）より、神奈川産のオレンジ品種“湘南ゴールド”を使ったフルーツビール「湘南ゴールド」を、9月末までの春夏限定で販売します。

「シトラ」で湘南ゴールドの風味を後押し

2003年に品種登録された「湘南ゴールド」は、神奈川県が12年の月日をかけて育成したオリジナル柑橘。見た目はレモンのような黄色ですが、食べると甘いオレンジというギャップがあり、他の柑橘を圧倒する華やかな香りが特徴としています。サンクトガーレンは、そんな湘南ゴールドの“傷あり品”や“サイズ規格外品”を有効活用。自分たちの手で切って、皮も果汁も捨てる部分なく果実を丸ごと使用しており、1回の醸造で約500kgの果実を使うそうです。

ベースとなるビールのスタイルは小麦麦芽を20％使用した“ウィートエール”で、柔らかな口当たりが特徴。ホップにも柑橘の香りが特徴の「シトラ」という品種を用いることで、湘南ゴールドの風味を後押ししているとのこと。完成したビールは、グラスに注いだときの香り、口に含んだときに鼻に抜ける香り、そして飲んだ後のゲップにまでオレンジの風味が弾ける爽やかな味わいとしています。

「ベルマーレビール」として名物グルメにも

本商品は、湘南ゴールドの果実が少しずつ県内に出回るようになった2007年、サンクトガーレン代表の岩本伸久氏が、その香りに惚れ込んで試作を開始し、2008年より春夏限定で製造。現在はお菓子やチューハイなどさまざまな湘南ゴールドの加工品がつくられていますが、加工品1号はサンクトガーレンのビールとのことです。

また、本商品は2009年よりJリーグ湘南ベルマーレの「ベルマーレビール」としても採用され、ホーム戦時の名物グルメとなっています。

「湘南ゴールド」概要