完熟いちじくや林檎を使ったフルーツタルトのようなビール発売!

2023-11-29

サンクトガーレン（神奈川県厚木市）は2023年11月30日（木）、神奈川県足柄地区の“あしがらいちじく”や、リンゴ・ジンジャー・シナモンを使用したデザートビール「ウィンターフルーツタルトエール」を冬季限定で発売します。

タルトケーキのような味わいをイメージ

香ばしいフレーバーと琥珀色のアピアランスが特徴的な本商品は、ジンジャーとシナモンを効かせてジンジャーブレッドのような味わいを引き出したというデザートビールです。そこに完熟いちじくのジャムを思わせる濃厚な甘さと、りんごの爽やかな酸味を加えており、フルーツをぎっしり詰めて焼き上げたタルトケーキのような味わいをイメージしているとのこと。

甘さとスパイシーさが絡み合った複雑な味わいで、実際に飲んだ方からは “飲むシュトーレンのような味” “ケーキのビールだ” “ジンジャークッキーを液体にしたような味”といった感想が集まっているそうです。

訳あり「あしがらいちじく」110kgを活用

本商品で使用しているいちじくは、神奈川県足柄地区の「あしがらいちじく」。いちじくの果実は柔らかく傷みやすい一方、メロンなどと違って収穫後に甘く（追熟）なることがないため、神奈川県産いちじくは、流通段階で果実が傷むリスクの低いお隣の大消費地・東京に、樹上で完熟した朝採り果実をその日に出荷しているそう。

完熟したいちじくの果肉は、ねっとり柔らかく優しい甘味が楽しめ、若もぎされたものとは一線を画す美味しさとのこと。「ウィンターフルーツタルトエール」には、そうした「あしがらいちじく」のなかで、出荷前に傷ついた“訳あり”品を約110kgを活用しているとのことです。

りんご、ジンジャー、シナモンで味に奥行き

いちじくのほかにも、本商品は、りんご、生姜、シナモンを使用しています。りんごの爽やかな酸味はいちじくの甘さと相性が良く、味に奥行きを与えるそう。また、焼き菓子のような香ばしい風味を出すため、ベースのビールには軽く焦がしたカラメル麦芽を特徴的に使用しており、そのうえで少量の生姜とシナモンをスパイシーなアクセントにしているそうです。

欧米ではスパイスを効かせた琥珀色のビールをクリスマス限定ビールとして製造している会社が多く、本商品はそんなクリスマスビールもイメージしているそう。サンクトガーレンの公式オンラインショップでは、クリスマスギフトシールも無料で用意しているとのことで、クリスマスの贈り物にもお薦めとしています。

「ウィンターフルーツタルトエール」概要