消費者企画の新しいビール「HOPPIN’ GARAGE」3種が発売!

「HOPPIN’ GARAGE」

サッポロビールは2019年9月20日(金)、キッチハイクとの共同プロジェクト「HOPPIN’ GARAGEホッピンガレージ)」のなかで消費者のアイデアから生まれたオリジナルビール3種を、同社ネットショップ等で数量限定発売します。

 


HOPPIN’ GARAGEって何?

「HOPPIN’ GARAGE」

「HOPPIN’ GARAGE」とは、消費者の企画をベースにビールを試作し、ユーザーの評価や“熱量”を踏まえてその商品化を行うほか、ユーザーによるビールイベントの企画開催等を通じ、つくり手・売り手・飲み手のシームレスなつながりを目指すというプロジェクトです。

2018年10月の発足から約1年が経過した現在、すでに11品のオリジナルビール(試作品)がつくられたほか、250回ものイベントが開催され、のべ3,500人のユーザーが参加するコミュニティに成長しました。

そこで今回は、試作品のなかでも特に評価の高かった3商品「もぐもぐして探検するハニー」「佐世保スイングエール」「婚姻のグレジュビール」を一般発売することに。都内で行われた商品発表会では、企画者の3人がビールに込めた思いを紹介してくれました。

「HOPPIN’ GARAGE」

製造はサッポロビールの静岡・焼津工場。「企画者の方々には焼津まで来ていただいて丸1日打ち合わせをしたりするなかで、ストーリーを少しずつビールに具体化させていった」という、同社ブルワーの成瀬史子氏(写真右)

 

1.「もぐもぐして探検するハニー」

ラトビアで出会ったハニーエールに衝撃

「HOPPIN’ GARAGE もぐもぐして探検するハニー」

「自分でつくったビールって不思議。自分でも飲みたいけど、皆に飲んで欲しいという気持ちがどんどん高まっている」と話すのは、「もぐもぐして探検するハニー」を企画した山本雅也(やまもと・まさや)さん。本プロジェクトの業務提携先でもあるスタートアップ㈱キッチハイクの共同代表/COOでもあります。

これまで世界120都市以上を訪問し、その土地に住む人々の家のごはんを食べ歩く旅をしていたという山本さんが、ラトビアの首都リガで飲んだはちみつ入りのビール「ハニーエール」に衝撃を受け、そこからインスピレーションを得て企画した本商品。ラベルに描かれたキッチハイク公式キャラのモデルは山本さんご本人だそうです。

アルゼンチ産はちみつの上品な甘味

「HOPPIN’ GARAGE もぐもぐして探検するハニー」

世界各国のはちみつを12種類試した結果、「少しスパイシーにすら感じるような、“らしさ”のあるアルゼンチン産」(成瀬氏)を選定したという今回のビール。鮮烈な赤銅色のアピアランスから、はちみつ、そしてカラメル麦芽由来のビスケットのような甘い香りが立ちあがります。

口に含むと、はちみつの上品なフレーバーがしっかりめに味わえる一方、甘みを加えたビールで感じられがちな“もっさり”感はなし。ホップの苦味も効いていて、甘さとはうらはらにドライな口当たりが印象的です。アルコール度数が若干低いこともあって、とてもドリンカビリティが高いビールでした。

商品名
「HOPPIN’ GARAGE もぐもぐして探検するハニー」
品目
発泡酒
原材料名
麦芽(外国製造又は国内製造[5%未満])、ホップ、はちみつ
アルコール分
4.5%

 

2.「佐世保スイングエール」

佐世保の夜につながるビール

「HOPPIN’ GARAGE 佐世保スイングエール」

佐世保スイングエール」を企画したのは一般消費者の森本夏実(もりもと・なつみ)さんです。数年前、一人旅で訪れた長崎県佐世保市ジャズバーで、皆が幸せそうにお酒を飲みながらジャズを聴く光景に魅了された森本さん。以来、たびたび佐世保を訪れるなか、バーを通して強い絆で結ばれた人々への思いを込めて企画したのが本商品だそうです。

缶体ラベルに描かれているのは、4年前に初めて当地のジャズバー「JAZZ SPOT EASEL いーぜる」の扉を開いた森本さん自身。扉を開けた先に楽しいことが待っているというストーリーが、こぼれる光で表現されています。

樽熟ウイスキーを思わせるなめらかさ

「HOPPIN’ GARAGE 佐世保スイングエール」

「サッポロビールさんの工場に行くまで、ホップがどんなものかといったことも知らなかった」という森本さんですが、ブルワーとの対話を通し少しずつイメージが形に。「ジャズ≒ボトルキープしたくなるウイスキー」というイメージをベースに、「ぐびって飲むのもいいけど、ゆっくり愉しめるビール」を目指したとのことです。

バーボンの原料でもあるトウモロコシを一部使用したほか、焙煎したクリスタル麦芽で樽熟の香りを表現。ウイスキーを思わせる透き通った琥珀色のアピアランスから、香ばしくウッディな香り、そして「トウモロコシ由来のうまみと、なめらかな味わい」(成瀬氏)が感じられる、飲みごたえのあるストロングエールでした。

商品名
「HOPPIN’ GARAGE 佐世保スイングエール」
品目
ビール
原材料名
麦芽(外国製造又は国内製造[5%未満])、ホップ、コーン、スターチ
アルコール分
7%

 

3.「婚姻のグレジュビール」

一発で仕留めるカクテルのような…

「HOPPIN’ GARAGE 婚姻のグレジュビール」

Soup Stock Tokyoなどを展開する㈱スマイルズ社長の遠山正道(とおやま・まさみち)さんが企画した「婚姻のグレジュビール」は、「中世の架空の貴族であるシトラス家とモルトファミリーとの婚姻」というストーリーから生まれた、どこか謎めいたビールです。

たまたま企画時は3ヶ月ほど続いていた禁酒明けだったこともあり、一晩中飲むようなビールでなく、「1杯で仕留めるカクテルのようなビール」を目指したという遠山さん。アルコール度数は6%と高めですが、発酵前に添加された“秘密の果汁”によって、ビールとは思えないほど爽やかでフルーティーかつ力強い味わいに仕上がったとしています。

発酵前に添加された“秘密の果汁”とは

「HOPPIN’ GARAGE 婚姻のグレジュビール」

ネクターのようにヘイジーなアピアランスと、一部使用した小麦麦芽のたんぱく質由来(?)の“とろみ”が印象的な本商品。なめらかなマウスフィールのなかに、ほのかな酸味と苦味、そしてシトラホップ由来の柑橘香が重なり合ったのち、1周遅れて“秘密の果汁”のフレーバーが広がるといったイメージです。

一般的に、果汁自体のフレーバーは発酵前に添加されると消えてしまいがちだそうですが、「このビールでは上品な果汁の風味が引き出されていて、サッポロの方も驚いていた」(遠山さん)とのこと。ちなみに、商品名にある「グレジュ」という言葉の意味は誰も知らないそうです。グレー○フルー○ジュー○

商品名
「HOPPIN’ GARAGE 婚姻のグレジュビール」
品目
発泡酒
原材料名
麦芽(外国製造又は国内製造[5%未満])(大麦麦芽・小麦麦芽)、ホップ、グレープフルーツ
アルコール分
6%

 


「HOPPIN’ GARAGE」3商品の概要

「HOPPIN’ GARAGE」

9月10日(火)の発表時には3種を試飲できる1日かぎりのバーも出現。また、9月20日(金)~23日(月・祝)までは、恵比寿ガーデンプレイスにて開催されている「恵比寿麦酒祭り」でも樽生で提供される予定です。

パッケージ
350ml缶×12本
販売方法
・サッポロビールネットショップKANPAI+
https://www.sp-mall.jp/shop/pages/S2/hoppin-garage.aspx
2019年9月10日午前11時から先行予約販売開始
2019年9月20日(金)午後4時から予約分発送および一般販売開始
・Amazon
https://www.amazon.co.jp/
2019年9月20日(金)午後4時から販売開始
※予定数に達次第、販売終了とさせていただきます。
販売価格
3,980円(送料込み・税抜)
販売数量
各商品700ケース(350ml缶×12本)
その他、樽生商品販売について
・「恵比寿麦酒祭り」にて数量限定販売
https://www.sapporoholdings.jp/yebisubeerfes/
・販売期間 2019年9月20日(金)~23日(月・祝)
Webサイト
「HOPPIN’ GARAGE」公式サイト

 

 

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