東北7ブルワリーとSVBが限定ビール発売!1杯10円が復興支援に

スプリングバレーブルワリー「SMaSH Pale Ale」

スプリングバレーブルワリー(以下、SVB)は2020年3月3日(火)、ココナッツやトロピカルフルーツのような香りが楽しめるというビール「SMaSH Pale Ale(スマッシュペールエール)」を、都内SVB東京にて数量限定発売しました。

 


「サブロー」ホップによる“SMaSH”

 

本商品は今回で14回目となる「東北魂ビールプロジェクト(以下、東北魂PJT)」でつくられたビール。SVB東京を含む8ブルワリーが使用するホップを3パターンに分けつつ、同じ製法で仕込んで「SMaSH()Pale Ale」を醸造しました。

※「Single Malt and Single Hop」の略。単一の麦芽とホップしか使用していないビール。

このなかで今回SVB東京が選んだホップ「Sabro(サブロー)」は、2018年に登場したアメリカの新しい品種で、桃やオレンジ、ココナッツのような香りが特長とのことです。

SVBは「東北魂PJT」に2017年11月(第7回)から参加。今後も東北のクラフトブルワリー各社と継続して技術研鑽に取り組むことで、相互の品質向上につなげていきたいとしています。

また、本商品の販売では1杯あたり10円が宮城県石巻市で活動する一般社団法人イシノマキ・ファームに寄付され、東北における震災復興支援の一環として活用されます。

「東北魂ビールプロジェクト」とは

主に東北地方のクラフトビール醸造所有志が集まり2013年11月にスタートした「東北魂ビールプロジェクト」は、世界に通用するビール造りをするために技術研鑽し、ブルワリー同士がお互いに高め合うというプロジェクト。

「震災時に多くのお客さまからクラフトビールの注文を受けるなどの支援・応援をいただいた」という東北のブルワリー各社。その支援にお返しするため、普段ライバル同士である東北のブルワー(ビール醸造家)が集い、お互いの技術を出し合い、品質を向上させておいしいビールを醸造することを考えたそう。

当初3ブルワリー(いわて蔵ビール、秋田あくらビール、福島路ビール)からはじまった本プロジェクトは、現在8ブルワリーが参加。2017年11月にはSVB東京も参加したほか、キリンビール仙台工場も各社が製造するビールを分析する役割でプロジェクトに参加しました。

参加ブルワリー(2020年3月3日現在/記載は参加順)

いわて蔵ビール(岩手)、秋田あくらビール(秋田)、福島路ビール(福島)、仙南シンケンファクトリー(宮城)、遠野麦酒ZUMONA(岩手)、田沢湖ビール(秋田)、スプリングバレーブルワリー(東京)、さくらブルワリー(岩手)

 


「SMaSH Pale Ale」概要

原材料
大麦麦芽・ホップ
発売日
2020年3月3日(火)
アルコール分
5.5%
酒税法上の区分
ビール
ブリュワー
古川 淳一
提供場所/容量/価格
SVB東京/レギュラーサイズ(360ml)/1杯930円(税込)
Webサイト
スプリングバレーブルワリー 公式サイト

 

 

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