適正飲酒&お酒文化伝えるサントリーの「ドリンクスマイル」活動とは
サントリーホールディングスは2024年11月6日(水)、適正飲酒の大切さとお酒の魅力を伝えるという新たな活動「ドリンク スマイル」のスタートを発表しました。
お酒ならではの価値を大切に
1986年、業界に先駆け「お酒はなによりも適量です」というメッセージの「モデレーション広告」(※)をスタートし、今に至るまで適正飲酒の大切さを伝え続けているというサントリー。同社は1991年にアルコール関連問題の専門部署を設置し、社内のガバナンス体制を整理した一方、2011年からは社外への適正飲酒啓発セミナーを開始。2023年までの13年間で延べ3万6,000人にお酒の正しい知識と付き合い方を伝えしてきたほか、2014年には世界の大手酒類メーカーが加盟するグローバルアライアンス「IARD(責任ある飲酒国際同盟)」にも設立当初から参画しています。
そうした適正飲酒啓発による「お酒との共生社会実現」に、「お酒文化の継承」を加えることで、正しく多様なお酒の楽しみ方を伝えるという活動が、今回の「ドリンク スマイル」となります。お酒のある席で、飲む人も飲まない人も分け隔てなくお酒、ノンアル、ソフトドリンク等、「それぞれのドリンクを持って幸せな時間を過ごせるような場を共有できる、お酒ならではの価値を大切にしていきたいとの願いを込めた」(サントリー 鳥井社長)としています。
※ サントリーによる適正飲酒啓発広告の呼称。モデレーションは「ほどほど」「中庸」の意味。
6年間で世界の10億人にメッセージ
本活動における代表的な取り組みは「ドリンクスマイルセミナー」となります。適正飲酒に加えて、お酒の持つ素晴らしい価値を、女優の吉高由里子さん出演の動画で学ぶほか、同社ビール製品「ザ・プレミアム・モルツ」の豊かな泡立ちを楽しむ「神泡」体験やウイスキーのバーチャル工場見学を通じて、お酒の良さを実際に体験できるパートも複数用意。セミナーは2025年に開始し、企業、自治体、大学を中心に、年間3万人に実施。2030年までの6年間で、日本国内にて延べ20万人の参加を目標にしているとのことです。
さらに、世界で酒類事業を担うサントリーグローバルスピリッツ社でも適正飲酒の啓発活動を強化。国内での「ドリンク スマイル」活動と合わせ、世界では2025年から2030年の6年間で、のべ10億人の顧客に向けて適正飲酒に関するメッセージを届けていくほか、グループ従業員への適性飲酒教育として、グローバルで約4万人のグループ従業員を対象にeラーニングや勉強会を毎年実施していくとしています。
このほか、今回の「ドリンク スマイル」に関する発表が行われた東京ミッドタウン日比谷の1階アトリウムでは、お酒との上手な付き合い方を知ることができるというコンセプトバー「SUNTORYドリンクスマイルBAR」も、11月6日(水)から10日(日)までの期間限定でオープンしました。
会場では1人1杯(1セット)までで、ドリンク1杯+やわらぎ水(天然水PET)+おつまみ+持ち帰り用ノンアルコール飲料1缶のセット(200円)を提供。会場の壁面パネルには、サントリーが発信してきたこれまでのモデレーション広告や、さまざまな角度からお酒との付き合い方のヒントなどを提示する「SMILE HINT」などが展示されました。
「ドリンク スマイル」のロゴ・ステートメント
適正飲酒ととともに、ノンアルコールも含めた“お酒”によって笑顔がもたらされる「お酒との共生社会」を目指すのが「ドリンク スマイル」。笑顔が重なってキラリと光るロゴには、お酒のある席で、お酒を飲む人も飲まない人も、すべての人が分け隔てなく、豊かな時間を共有することで、新しい出会いや発見が生まれ、笑顔の絶えない空間になることを表現したとしています。
▼サントリーグループ「ドリンク スマイル」ホームページ
https://www.suntory.co.jp/arp/drinksmile/
▼サントリーグループ「アルコール関連問題に関する取り組み」ホームページ
https://www.suntory.co.jp/company/csr/soc_alcohol/
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