ドイツ産ホップの新たな可能性追求した限定ヱビス｢薫満つ｣発売!

2025-03-08

サッポロビールは2025年3月11日（火）、ヱビスブランドの「CREATIVE BREW」シリーズから、第7弾となるビール新商品「ヱビス クリエイティブブリュー 薫満つ（かおりみつ）」の缶商品を期間限定で、樽商品（※）を数量限定で発売します。

※ 「YEBISU BAR」「TAPS BY YEBISU」「サッポロビール九州日田工場」で提供予定

YEBISU BREWERY TOKYOの人気商品がベース

「CREATIVE BREW」は、“たのしんでるから、世界は変えられる。”というヱビスのブランド姿勢を体現すべく、サッポロビールがヱビスブランドで培ってきた技術と知見を活かしつつ、従来のビール概念にとらわれない新たなビールのおいしさや楽しさに挑戦していくというヱビスブランドの新ラインナップです。

その第7弾となるのが今回の「ヱビス クリエイティブブリュー 薫満つ（かおりみつ）」。都内恵比寿のヱビスブランド体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO（ヱビスブルワリートウキョウ）」で好評だったという、「Artisan’s amber（アルチザンズ アンバー）」として提供していたビールの知見をもとに開発した商品としています。

リーフホップで新鮮な香気成分を抽出

ドイツバイエルン産のアロマホップ「ハラタウトラディション」の可能性を追求し、収穫後に極力熱をかけず、ていねいに香りを引き出したという本商品。収穫後に乾燥・粉砕したのち圧縮をして製品化する一般的なペレットホップに対し、本商品では圧縮を行わず真空保存したリーフホップを使用することで、より新鮮な香気成分を抽出したとのこと。発酵温度もきめ細かく調整しており、定番の「ヱビスビール」に比べて発酵温度を高めることで、ヱビス酵母由来のフルーティな香りがホップの瑞々しい香りを包み込む、重層的で奥行きのある薫りを醸し出したとしています。

「CREATIVE BREW」の商品開発を担うのは、「YEBISU BREWERY TOKYO」で醸造を担当する若手のChief Experience Brewerの有友亮太（ありとも・りょうた）氏。パッケージは空気の流れが折り重なるイラストを配置して薫りが満ち溢れている様を視覚的に表現し、上質なデザインに仕上げたとしています。

Chief Experience Brewer：有友亮太氏コメント

「ヱビス クリエイティブブリュー 薫満つ」はYEBISU BREWERY TOKYOで提供して好評だった「Artisan’s amber」で挑戦した原料、製造方法の温度へのこだわりを活かしています。ヱビスビールで使われているハラタウトラディションのおいしさを、どこまで引き出せるかということに挑戦をし、ホップは加工時に極力熱をかけず、発酵はやや温度を上げることで、それぞれの魅力を最大限引き出しつつ調和のとれた香味に仕上げました。上質で華やかな香りが複層的に感じられるヱビスを通して、おいしさへの追求に対する醸造家の細やかな工夫を感じていただけると嬉しいです。
＜プロフィール＞
2012年サッポロビール入社。サッポロビール北海道工場でビール醸造を担当した後、酒類技術研究所にて酵母の研究に取り組む。その後、ドイツへ留学し、Brewmaster（ブリューマスター）の資格を取得。帰国後は新商品開発や研究を行う。4月に開業した「YEBISU BREWERY TOKYO」の醸造を担当。

定番ヱビスビールとの飲み比べも愉しんで

サッポロビールは本商品のマリアージュについて、たとえば「鯛のカルパッチョ」や「ローストチキン」等、ハーブやスパイスを利かせた香り高い食材を使った料理との組み合わせで香りの調和を楽しんだり、「白身魚のムニエル」や「春野菜の天ぷら」等、素材そのものの香りや味わいを活かした料理と好相性としています。

今回はAlways Love Beer編集部にて試飲も行いました。特徴的だったのは開栓した瞬間から感じられる若草のような瑞々しいホップの香り。ハーブを思わせる華やかでフローラルなアロマを、ヱビスらしいフルーティな香りとともにしっかり感じられる点が印象的でした。編集部としては、定番の「ヱビスビール」と飲み比べていただくと、「ヱビス クリエイティブブリュー 薫満つ」の華やかな香りがより際立つ一方で、「ヱビスビール」のクリアな苦みもいつも以上に堪能でき、楽しさが2倍になると感じます。

ぜひ定番「ヱビスビール」とともに何本かストックしていただいて、お料理との組み合わせを楽しんでいただきつつ、別の機会にビールだけでゆっくり飲み比べるような時間もつくってみていただければと思います。

「ヱビス クリエイティブブリュー 薫満つ」概要