｢ヱビス ホップテロワール｣発売！ブランド初の書き下ろし小説も

2021-11-23

サッポロビールは2021年11月24日（水）、「ヱビス」ブランドの新商品「ヱビス ホップテロワール」を数量限定発売します。発売に先立ち、11月10日（水）には作家の林伸次氏による“ヱビス初の完全書き下ろし小説”も公開されました。

独ハラタウ産ホップ100％

原料に独バイエルン産のアロマホップ「ハラタウトラディション」を100％使用したという本商品。製造工程で3度に分けてホップを添加することにより、その苦みと香りを最大限引き出し、シングルホップビールならではの魅力を堪能できる味わいに仕上げたとしています。

編集部でも今回試飲してみました。「ヱビス」ブランドらしい厚みのある麦芽感はそのままに、シャープな苦味と瑞々しくグラッシーなアロマが特徴的。これまでの「ヱビス」とは一味違った華やかで軽快なフレーバーがとても印象的でした。

ホップ畑の360映像が楽しめる

缶体側面のQRコード、正面の「ヱビス様」ロゴの順にスキャンすると、ARツアーがスタート

サッポロビールは今回、「ヱビス」ブランドが長年使用するバイエルン州ハラタウ地方のアロマホップにまつわる“物語”にも着目。同地方は1,000年以上の歴史を誇るホップの名産地です。

ホップはビールの味わいを特徴づけるとともに、ワインにおけるブドウのように、その土地の気候風土や生産者の影響を受けて各々に豊かな個性を育むというサッポロビール。そこで、「ホップの“すべて”を味わって欲しい」との想いも込めてオリジナルコンテンツを用意。ハラタウ地方に広がる美しいホップ畑の360度映像とともに、同地域の文化、ホップ栽培の歴史、ホップ生産者インタビュー動画など、いくつもの「物語」を楽しめるARツアーが楽しめます。

ビールや産地に宿る歴史や物語が小説に

さらにサッポロビールは今回の発売に先立ち、商品や産地に宿る歴史や物語を文学作品として紡いだというヱビス初の完全書き下ろし小説『HOP TRAVEL ハラタウ-1000年の土地-』を公開しました。

著者は現役バーテンダー作家の林伸次氏。さまざまな土地で起きる主人公の心の変化などを通じ、ビールがつくられる背景の「テロワール」を1つの文学に織りなしたという本作品を通し、世界中のビールの知識と美味しさの秘密も知ることができ、新たなビールの楽しみ方を体験できるとしています。

「HOP TRAVEL ハラタウ-1000年の土地-」あらすじ

渋谷のバーに、とある目的を持って訪れた女性。サーブされたお酒と、そこから生まれる対話を通じて次第に明らかになっていく女性の過去と、とある男性の存在。舞台は、日本からイギリス、ベルギー、そしてドイツへ対話を通して世界中のビールとホップを巡る旅の果てに辿りついた1000年の土地とは…

「HOP TRAVEL ハラタウ-1000年の土地-」概要

「ヱビス ホップテロワール」概要