アルコール度数12%!ヤッホーブルーイングから木樽熟成ビール
ヤッホーブルーイングは2020年2月25日(火)、ビールを木樽で熟成させるバレルエイジという技法で製造した新製品「バレルフカミダス バーレイワイン B-52」を、同社通販サイト「よなよなの里」で数量限定発売します。
“一期一会”のバレルエイジドビール
ウイスキーやワインの製造で使用した木樽にてビールを熟成させるバレルエイジは、本場アメリカで2010年頃から話題になっていたクラフトビール製造技法の1つ。近年、日本でもこの技法を用いた“バレルエイジドビール”を製造する醸造所が増えてきました。
バレルエイジドビールは、原酒および木樽の種類・状態・熟成期間・ブレンドの配合によって味わいが変わるため、醸造所や製品によって味わいがまったく異なる点が特徴です。まさに「一期一会」のビールと言えます。
ヤッホーブルーイングは、そんなバレルエイジドビールをつくる醸造所が日本ではまだ少なかった2013年から「バレルフカミダス」シリーズを製造。当時の製造責任者が米国のクラフトビールメーカーを視察した際、現地で飲んだバレルエイジドビールに衝撃を受けたことが開発のきっかけだったそうです。
2種類のウイスキー木樽で約3ヶ月熟成
そんなバレルエイジの原酒に使ったのはバーレイワイン。直訳すると“麦のワイン”と呼ばれる高アルコールかつ濃厚な味わいのビアスタイルで、アメリカンチェリーなどの完熟果実のような香りとチョコレートのような味わいが特徴です。
今回はそのバーレイワインを、1つはモルトウイスキー、そしてもう1つはヘビーグレーンウイスキーの製造に使用された木樽にて、それぞれ約3ヶ月熟成させたうえでブレンドさせたとのこと。
バーレイワイン由来の完熟果実のような香りを基調としながらも、それぞれの木樽がもたらすカカオのような甘い香りや燻された木のような香りが重層的に広がる仕上がりになったとしています。
とろりとした甘みとコクが楽しめる味わいで、レーズンバターやチーズなどの食べ物と好相性とのことです。
入社5年目の若手社員が醸造を担当
「バレルフカミダス」シリーズは入社5年目の田上(ニックネーム:がみた)氏が開発を担当しています。
<開発担当 田上氏>
開発に携わって5年。開発の度に改良を重ねてきたことで、造り出せる味わいや香りの幅が広がってきました。バレルエイジドビールは日本のビール市場においては、まだまだ知名度の低いビアスタイルです。今まで使用してきた木樽や原酒にとらわれず、多種多様な組み合わせでバレルエイジドビールを開発していくことで、『日本のバレルエイジドビールといえば、ヤッホーブルーイングだよね。』と言われるような存在にしていきたいです。
本商品は、まず2月18日(火)19時に同社定期宅配サービス「ひらけ!よなよな月の生活」会員向けに先行発売したのち、一般販売は公式通販サイト「よなよなの里」で2月25日(火)19時にスタートします(1人2本までの数量限定販売)。
「バレルフカミダス バーレイワイン B-52」概要
- ビアスタイル
- バレルエイジドバーレイワイン
- 原材料
- 大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、オーツ麦
- アルコール度数
- 12.00%
- 容量
- 375ml
- 賞味期限
- 2年(要冷蔵)
- 希望小売価格
- 1,300円(税抜)
- Webサイト
- 公式通販サイト「よなよなの里」
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