横浜ビール、JAPAN BREWERS CUPに標準合わせアメリカンIPA発売!
横浜ビール(神奈川県横浜市)は2023年3月10日(金)、同社の若手ビール醸造士が“今、挑戦したいビール”をテーマに醸造したという「ブルワーズビール」シリーズの第5弾「ダイナミック・エントリー – American IPA –」の缶製品を発売します。ドラフトビールは3月3日(金)に出荷が開始されました。
それぞれが信じるクラフトビールを追求
横浜ビールの「ブルワーズビールシリーズ」は、若手醸造士1人ひとりにフォーカスし、“それぞれが信じるクラフトビール”を追求するという企画です。醸造を担当するのは、井田 章一氏、加藤 和樹氏、野垣 祐子氏の3名。今年もすでに、1月に野垣ブルワーが担当した「ふえきりゅうこう-Session Black Belgian IPA –」と、加藤ブルワーが担当した「マシュマロフリーク – Pastry Stout-」がそれぞれ発売され、話題を呼んでいました。
英国産マリスオッターを使用
その最新作となる「ダイナミック・エントリー – American IPA -」は、井田ブルワーが担当。横浜を舞台に開催される「ジャパンブルワーズカップ」というビールの審査会(コンペ)とビアフェスが融合した、冬季における日本最大規模のクラフトビールイベントに合わせて醸造したというビールになりました。
「ジャパンブルワーズカップ」の審査員は 現役のつくり手のみ。同じビール 職人に認められた最強のビールを決める審査会に挑むべく、井田ブルワーが熱い気持ちで醸造したというのが今回の「ダイナミック・エントリー – American IPA -」です。典型的なウェストコーストスタイルのアメリカンIPAながら、モルトにイギリス産「マリスオッター」を使用し、トロピカルフルーツのような香りと苦みの深い味わいが魅力的なビールに仕上げたとのこと。ラベルのイラストには、審査会に挑む情熱的な井田ブルワーの姿が描かれました。
井田 章一ブルワーのコメント
「今回醸造したAmerican IPAは、ブルワーズカップの審査に併せた新作でもあります。そもそも、何故自分がこんなにもブルワーズカップに力を入れるのかと言うと2018年、国内外のIPAを抑え1位の称号を得たビール『シャスヤバIPA』の存在があります。当時の感動とビールの完成度を忘れることはありません。しかし、それ以降"シャスヤバ"の味を再現出来ずにいました。何かが違う、同じように醸したとしてもあの時の味や感動がない…。そんなモヤモヤを断ち切るには、既存のレシピを改良するのではなく、新しく創造することだと思い至りました。
自分の好きなIPA(苦くて華やかで何杯でも飲みたくなる)を大前提に、IPAが好きになるきっかけでもあったグリーンフラッシュのウエストコーストIPAをイメージしながらも、尖りすぎないようバランスを取ることを意識して仕込みました。
ホップのアロマは華やかに香り、飲み口は少しダンクに。後に引かないキレの良い苦味に仕上がったと思います。IPAというのはクラフトビールにハマるきっかけにもなりやすいと感じますし、自分もそうでした。そんな最初のきっかけになれるようなビールを目指しています。
ビールの名前にある『ダイナミックエントリー』というのは勿論、審査に対してダイナミックな気持ちでエントリーする、というのが表立った意味ですが、ちょっとした思い出もあります。それは、元醸造長の深田さんと新作ビールの名前を冗談混じりに考えてたときに出てきた名前が『ダイナミックエントリー』でした。」
【プロフィール】井田 章一ブルワー
1992年生まれ、埼玉出身。横浜ビール8年目。
横浜ビールの好きなビール:カカオビール、初代ヤバシャスIPA、アルト
好きなビアスタイル:IPA、サワー、ビター
「ダイナミック・エントリー – American IPA -」概要
- 商品名
- ダイナミック・エントリー – American IPA –
- ABV
- 6.0%
- IBU
- 50
- 容量
- 350ml
- 希望小売価格(税別)
- 636円
- ラベルイラスト制作
- SASHIMI(イラストレーター)
https://twitter.com/izu_0tome_ - Webサイト
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